【2026年最新】SBI/楽天/マネックス|投信保有ポイント還元率を3社徹底比較

【2026年最新】SBI/楽天/マネックス|投信保有ポイント還元率を3社徹底比較

「クレカ積立の還元率」は注目されますが、実は毎月の投信保有でも証券会社からポイントが返ってくる仕組みがあります。SBI証券・楽天証券・マネックス証券の3社それぞれが独自の「保有ポイント」プログラムを走らせており、銘柄によって0.0175%〜0.05%という小さな差が、長期では数万円〜十数万円の差につながります。

この記事では、オルカン/S&P500/FANG+の3銘柄を持った場合の年率還元率を3社で並べて比較し、月20万円積立を1年間続けた前提で「実際に何ポイント貯まるのか」を独自シミュレーションします。クレカ積立の還元率比較とは別軸で、「保有しているだけで返ってくるポイント」というロイヤリティ目線の証券会社選びを、この1本で完結させます。

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目次

投信保有ポイントとは|クレカ積立還元率とは別軸の「もう1つの還元」

投信保有ポイントは、保有している投資信託の残高に応じて、毎月自動で証券会社からポイントが付与される仕組みです。クレカ積立の還元(買付時に1回もらえる)とは別物で、保有を続けている限り毎月ずっと付与される、という性質があります。

3社共通の前提を整理します。

  • 計算ベース:月間平均保有金額 × 年率還元率 ÷12(各社で「月間平均」の取り方は近い)
  • 付与単位:1ポイント単位(小数点以下は切り捨て)
  • NISA口座対象:3社とも、NISA口座での保有も付与対象(2026年4〜5月時点の各社公式公表)
  • 使い道:投信買付(再投資)に充当できるのが共通の最強ルート

ここで重要なのは、還元率が銘柄ごとに大きく異なる点です。低コストインデックスファンド(オルカン・S&P500等)は信託報酬自体が薄いため、還元率も0.0175%〜0.03%と非常に低く設定されています。一方でFANG+のような信託報酬の高い銘柄は0.05%程度まで上がります。

計算の考え方(cap-block)

月間付与ポイント=月間平均保有金額 × 年率還元率 ÷12

例:オルカン100万円保有、年率0.0175% →100万円 ×0.0175% ÷12 = 約14円相当(≒14ポイント/月)

「月3,000円程度の差」と感じるかもしれませんが、20年積み上げると話は変わります。後述の独自シミュレーションで、月20万円積立×1年間の数値を3社×3銘柄で並べます。


比較軸1:対象銘柄範囲|オルカン/S&P500/FANG+で各社の還元率はこう違う

3社の最新公式情報をもとに、主要3銘柄の年率還元率を表にまとめました。

銘柄SBI証券楽天証券マネックス証券
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)年率 0.0175%(低コスト指定銘柄枠)対象外年率 約0.03%(公式公表値)
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)年率 0.0175%(低コスト指定銘柄枠)対象外年率 約0.03%(公式公表値)
iFreeNEXT FANG+インデックス年率 0.05%(通常還元枠)対象外年率 約0.05%(公式公表値)
楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス取扱なし年率 0.017%取扱なし
楽天・プラス・S&P500インデックス取扱なし年率 0.028%取扱なし
楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス取扱なし年率 0.05%取扱なし

出典:SBI証券 投信マイレージサービス楽天証券 投信残高ポイントプログラムマネックス証券 投信保有ポイント

ここで読み取るべきポイントは3つです。

1つ目:楽天証券の投信残高ポイントプログラムは、「楽天・プラス」シリーズ6本のみが対象です(楽天・プラス・オールカントリー他)。eMAXIS Slim系を楽天証券で保有しても投信残高ポイントは付かない設計になっており、「楽天オルカン/楽天S&P500」を選ぶ前提のプログラムです。

2つ目:SBI証券は eMAXIS Slim 等の「低コスト指定銘柄」枠に対して年率 0.0175% を付与しています。SBIの投信マイレージは通常還元枠(年率 0.05%/高残高は 0.1%)と低コスト指定枠(年率 0.0175%)の二層構造で、信託報酬の薄いインデックス銘柄は低コスト指定枠で運用される設計です(SBI証券公式)。数値は控えめですが、対象銘柄数は 数千本規模で、楽天証券のように特定6本に絞っていない点が大きな差別化ポイントです。

3つ目:マネックス証券は「業界最大の付与率」を打ち出しており、対象銘柄群を一律年率付与する仕組みを2025年に拡張しました(マネックス証券 業界最大のポイント付与率)。eMAXIS Slim系の具体率は2026年4〜5月時点の公式公表値で約0.03%前後(銘柄により変動)と整理できます。


比較軸2:計算方法|「月間平均保有金額」をどう取るかの差

3社とも基本は「月間平均保有金額×年率÷12」ですが、月間平均の算出方法に微差があります。

SBI証券:月間平均保有金額(毎日の保有金額の月平均)に対して年率を乗じ、365日割り×月間日数で日割り計算(SBI証券公式)。

楽天証券:「(月間平均保有金額×年率)÷365日×月間日数」で計算され、小数点以下は切り捨て。付与は翌々月初(楽天証券公式)。

マネックス証券:月中平均保有残高ベース。一律付与率(年率0.26%/0.16%等の高還元枠)と銘柄個別付与率の二層構造(マネックス証券公式)。

実務上は3社ともほぼ同じ「月間平均×年率」の枠組みなので、ここは差別化要因ではありません。本当に差が出るのは銘柄別の年率と対象銘柄範囲です。

3社共通:月末一括投入では損する

月の最後に大きく買い付けた場合、その月の「平均」保有金額が小さく算出されるため、その月のポイント付与は薄くなります。月初の早いタイミングで積立日を設定するほうが、長期では有利になる仕組みです。


比較軸3:NISA口座/特定口座の扱い差|全社NISA対象だが微妙な除外あり

3社とも、NISA口座で保有している投信も付与対象にしています(2026年4〜5月時点の各社公式公表)。ただし、細かい除外設定がいくつかあります。

観点SBI証券楽天証券マネックス証券
NISA口座対象
法人口座×××
ジュニアNISA××(明示除外)×
同一銘柄重複(複数口座保有)各口座合算各口座合算各口座合算

楽天証券は「投信残高ポイントプログラム対象ファンドは、ハッピープログラムの投資信託ポイント対象から除外される」という独自ルールがあります(楽天証券公式)。1つの銘柄で2つのプログラムから二重取りはできない仕様です。


比較軸4:ポイントの使い道|投信再投資の可否がロイヤリティ最大化の核

貯まったポイントを「投信買付」に充てられるかどうかは、複利効果を最大化するうえで決定的に重要です。

ポイント1ポイント単位投信買付(再投資)主な交換先
SBI証券(Tポイント/Pontaポイント/dポイント/Vポイント/JALマイル等)1ポイント=1円○(投信買付に充当可)各種共通ポイント
楽天証券(楽天ポイント)1ポイント=1円○(投信買付・国内株式買付に充当可)楽天市場・楽天Pay等
マネックス証券(マネックスポイント)1ポイント=1円相当○(投信買付に充当可)dポイント/Tポイント/Pontaポイント/Amazonギフトカード等

3社とも1ポイント=1円相当で投信買付に再投資可能です。これにより、保有ポイントは実質「年率0.0175%〜0.05%の追加リターン」として機能します。長期保有前提なら、貯まったポイントをそのまま投信に再投資する設定(オートリインベスト)にしておくのが、ロイヤリティ最大化の王道です。

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中盤CTA|SBI証券の投信マイレージは対象銘柄数で群を抜く

「複数のインデックスファンドを長期保有したい」という設計ならSBI証券の投信マイレージが第一候補です。対象銘柄数が国内最大級で、eMAXIS Slim系・SBI Vシリーズ・iFreeNEXT系・たわらノーロード系まで横断的にポイントが付きます。

口座開設は無料・最短数日で完了します。NISA口座も同時申込が可能です。


リュウの実体験コラム|月20万円積立で1年間ポイントを比較してみた話

僕は投資歴9年、現在は月20万円を積立中で、メイン証券はSBI証券、サブで楽天証券に口座を持っています。総運用額は約6,000万円(2026年4月時点)で、保有銘柄はオルカンとS&P500を中心に、日本の個別株を複数組み合わせています。

実は「投信保有ポイント」って、最初の数年はほとんど意識していませんでした。新卒社会人になってすぐ月3,000円から始めた頃は、月3,000円×0.0175%÷12=約0.04円という単位で、正直見るに堪えない数字だったからです。

ところが残高が3,000万円を超えたあたりから、月の付与ポイントが3桁→4桁に乗ってきて、年間で数千円〜1万円超のポイントが「保有しているだけで」入ってくる感覚に変わりました。今は月のSBI付与ポイントを全額そのままオルカンの再投資に回す設定にしていて、信託報酬の何割かを取り戻している状態です。

3社を実際に比べて感じるのは、SBI証券は対象銘柄の幅が圧倒的ということ。僕のように複数銘柄を組み合わせるスタイルだと、楽天証券の「楽天・プラス6本縛り」だと窮屈に感じる場面が出てきます。一方で「オルカン1本でいい」と決め切れる人にとっては、楽天・プラス・オールカントリー(年率0.017%)+楽天カードのクレカ積立還元の組み合わせが最も強いと思います。マネックス証券は付与率の高さが強みで、特にFANG+を含めるなら検討価値が高いです。

僕自身は当面SBIメイン継続ですが、楽天証券で楽天・プラス・S&P500の積立を少額で始める準備中です。複数証券の併用は管理コストが上がる代わりに、ロイヤリティの取りこぼしを防げる、と実感しています。


独自データ|月20万円×1年間の保有ポイント獲得シミュレーション

「で、結局いくら違うの?」を可視化するため、月20万円を1年間積み立て続けた前提で、3社×3銘柄の保有ポイント累計を独自試算しました。

前提条件

  • 積立額:月20万円(毎月1日に均等買付)
  • 期間:1年間(12ヶ月)
  • 月間平均保有金額:1ヶ月目は10万円、2ヶ月目は30万円…と階段状に増加(年間平均130万円)
  • 計算式:各月の月間平均保有金額 × 年率還元率 ÷12の累計

1年目の保有ポイント累計(試算)

銘柄/証券会社SBI証券楽天証券マネックス証券
オルカン(eMAXIS Slim)約273ポイント対象外約468ポイント(年率0.03%換算)
楽天・プラス・オルカン取扱なし約265ポイント取扱なし
S&P500(eMAXIS Slim)約273ポイント対象外約468ポイント(年率0.03%換算)
楽天・プラス・S&P500取扱なし約437ポイント取扱なし
FANG+(iFreeNEXT)約780ポイント取扱なし約780ポイント
楽天・プラス・NASDAQ-100取扱なし約780ポイント取扱なし

5年継続した場合(年間平均保有金額がさらに積み上がる前提)、SBI証券のオルカンで累計約8,000ポイント、マネックス証券のオルカンで累計約14,000ポイント、FANG+なら3社とも累計2万ポイント超まで伸びる計算です。

「クレカ積立の還元率1%差」(年間2.4万円相当)に比べると桁が小さく見えますが、保有を続ける限り永続的に付与される点が決定的に違います。10年・20年の長期保有では、信託報酬の0.05%〜0.1%を取り戻す影響力を持ちます。

試算の留意点(cap-block)

上記は2026年4〜5月時点の各社公表還元率を機械的に当てはめた簡易試算です。実際の付与額は、毎月の基準価額変動・休日処理・各社の付与切り捨てルールにより前後します。投資判断の確定値ではなく、3社の構造差を直感的に掴むための比較用数値として参照してください。


どの証券会社を選ぶべきか|タイプ別の結論

3社を並べたうえで、ロイヤリティ目線での選び方を整理します。

1つ目のタイプ:複数のインデックスファンドを組み合わせたい人 →SBI証券

対象銘柄数が国内最大級で、eMAXIS Slim・SBI V・iFreeNEXT・たわらノーロード等を横断的に保有してもすべてポイント対象になります。還元率は低コスト指定銘柄で 0.0175%・通常還元銘柄で 0.05%(高残高は 0.1%)の二層構造で、銘柄選択の自由度が高い点が最強です。

2つ目のタイプ:オルカン1本/S&P500 1本で完結させたい人 → 楽天証券

楽天・プラス・オールカントリー(年率0.017%)または楽天・プラス・S&P500(年率0.028%)を選び、楽天カードのクレカ積立還元と合わせ技で最強コスパ。eMAXIS Slimと運用パフォーマンスはほぼ同等で、楽天オリジナル銘柄のほうが還元プログラムに直結します。

3つ目のタイプ:FANG+やNASDAQ-100など信託報酬高め銘柄を組み込みたい人 → マネックス証券もしくはSBI証券

年率0.05%の付与率は信託報酬の一部を実質的に取り戻す効果があります。マネックス証券は「業界最大の付与率」枠が拡張されており、FANG+保有なら検討価値あり。

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よくある質問

Q1. 投信保有ポイントは確定申告が必要ですか?

A. 一時所得として年間50万円を超える場合のみ申告対象になります。月20万円積立レベルでは、年間ポイントは数千円〜数万円に収まるため、ほとんどのケースで申告不要です。詳細は国税庁の一時所得ページで確認してください。

Q2. NISA口座でも投信保有ポイントは付きますか?

A. 3社とも、NISA口座(つみたて投資枠/成長投資枠)で保有している投信もポイント付与対象です。ただしジュニアNISAは対象外(楽天証券は明示除外)。NISA制度の詳細は金融庁の新しいNISA特設サイトで確認できます。

Q3. 同じ銘柄を3社で同時保有したら、それぞれからポイントもらえますか?

A. はい、各社で独立して付与されます。ただし管理コストと、クレカ積立の月10万円上限(NISA枠)の制約があるため、実務的には1〜2社に集約するのが合理的です。

Q4. 投信を売却したら、貯まったポイントは消えますか?

A. ポイントは付与済みであれば消えません。3社とも有効期限は1年〜実質無期限で、保有銘柄を売却しても貯まったポイントはそのまま使えます。

Q5. クレカ積立の還元率と、投信保有ポイントは併用できますか?

A. 併用できます。クレカ積立は買付時の1回還元、投信保有ポイントは保有中の継続還元で、別軸の付与プログラムです。3社とも両方のポイントを獲得できる設計です(SBI証券公式)。


まとめ|投信保有ポイントは「もう1つの長期リターン源」

3社の投信保有ポイントを、銘柄別の年率還元率と独自シミュレーションで比較しました。要点を整理します。

  • SBI証券:対象銘柄数が国内最大級。eMAXIS Slim系は低コスト指定枠で年率0.0175%・FANG+などの通常還元枠は年率0.05%(高残高0.1%)の二層構造。複数銘柄組み合わせ派の第一候補
  • 楽天証券:楽天・プラスシリーズ6本のみが対象。オルカン年率0.017%/S&P500年率0.028%/NASDAQ-100年率0.05%。オルカンor S&P500を1本で決める人に最適
  • マネックス証券:業界最大の付与率を打ち出し、eMAXIS Slim系も対象。FANG+の年率0.05%付与は3社で並び立つ水準
  • 共通:3社ともNISA口座対象/1ポイント=1円で投信買付に再投資可/月初積立が有利

クレカ積立還元率の比較ばかりに目が行きがちですが、保有ポイントは「保有を続ける限り永続的に付与される」という構造的に強い還元源です。月20万円積立レベルでも、5年で累計1万ポイント超、10年・20年では信託報酬の一部を実質的に取り戻す効果があります。

ロイヤリティ目線での証券会社選びは、「クレカ積立還元率×投信保有ポイント率×対象銘柄範囲」の3軸で評価するのが最適解です。

ロイヤリティ目線でNISA口座の証券会社を選ぶなら、対象銘柄数が国内最大級のSBI証券から始めるのが最も無難です。投信マイレージで保有ポイントを取りつつ、後から楽天証券で楽天・プラスシリーズの少額積立を追加する2口座運用に発展させる流れが、僕の実感としても無理がありません。


参考リンク(公式・一次ソース)


当サイト「NISAはじめてガイド」では、投資に関する情報を正確にお届けするよう努めていますが、投資には元本割れのリスクがあります。掲載内容は投資を推奨するものではありません。詳しくは免責事項をご確認ください。

 

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