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「NISAで積立を始めたけど、放置しておいたら何年くらいでお金が倍になるの?」
投資を始めたばかりの方にとって、これは最も気になる疑問のひとつです。毎月コツコツ積み立てているのに、いつ成果が出るのかわからないと不安になりますよね。
結論から言うと、「72の法則」という便利な計算式を使えば、あなたの投資が何年で倍になるかをたった3秒で計算できます。
この記事では、72の法則の使い方と、NISAの主要ファンド(オルカン・S&P500)の過去実績に基づいた具体的なシミュレーションをわかりやすく解説します。
72の法則とは?投資が倍になる年数を一瞬で計算できる方法
計算式はとてもシンプル
72の法則の計算式はたったこれだけです。
72 ÷ 年利(%)= 元本が2倍になるまでの年数
たとえば年利5%で運用した場合、72 ÷ 5 = 約14.4年で元本が2倍になります。
年利ごとの早見表をまとめました。
| 年利 | 2倍になる年数 |
|---|---|
| 1% | 72年 |
| 3% | 24年 |
| 5% | 約14.4年 |
| 7% | 約10.3年 |
| 10% | 7.2年 |
銀行預金の金利が年0.1%だと、2倍になるのに約720年かかります。投資との差は歴然です。
72の法則が成り立つ理由
72の法則は複利(ふくり)の効果を簡易的に計算する方法です。
複利とは、運用で得た利益をそのまま再投資し、「利益が利益を生む」仕組みのこと。NISAで購入する投資信託は、分配金を自動的に再投資する設定にしておけば複利の恩恵を受けられます。
数学的には「2の自然対数(約0.693)」に基づいた近似値ですが、72は3・4・6・8・9・12で割り切れるため、暗算しやすいという実用上の理由から広く使われています。
NISAの人気ファンドなら何年で倍になる?過去実績から計算
オルカン(全世界株式)の場合
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に連動するMSCI ACWI指数の過去20年の平均リターンは年率約9.8%(配当込み・円建て、myindex.jp調べ)です。
72の法則で計算すると:
72 ÷ 9.8 ≒ 約7.3年
つまり、過去20年と同じペースで運用できた場合、約7年強で元本が2倍になる計算です。
S&P500(米国株式)の場合
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に連動するS&P500指数の過去20年の平均リターンは年率約11.9%(配当込み・円建て、myindex.jp調べ)です。
72 ÷ 11.9 ≒ 約6.1年
S&P500のほうがリターンが高いため、約6年で2倍という結果になります。
もう少し控えめに見積もると?
過去20年は円安の恩恵もあり、リターンが高めに出ています。より保守的に年利5%で見積もった場合でも、約14年で2倍になります。
| ファンド | 過去20年平均 | 72の法則 | 控えめ(5%想定) |
|---|---|---|---|
| オルカン | 年9.8% | 約7.3年で2倍 | 約14.4年で2倍 |
| S&P500 | 年11.9% | 約6.1年で2倍 | 約14.4年で2倍 |
20代でNISAを始めれば、定年までに2倍・4倍・8倍と複利が積み上がる可能性があります。

積立投資の場合は「126の法則」も覚えておこう
一括投資と積立投資では計算が変わる
72の法則は一括投資(最初にまとめて投入)した場合の計算です。毎月コツコツ積み立てる場合は、投資元本が時間差で入っていくため、2倍になるまでの期間が長くなります。
積立投資の場合は「126の法則」を使います。
126 ÷ 年利(%)= 積立元本が2倍になるまでの年数
積立投資の場合のシミュレーション
| 年利 | 一括投資(72の法則) | 積立投資(126の法則) |
|---|---|---|
| 3% | 24年 | 42年 |
| 5% | 14.4年 | 25.2年 |
| 7% | 10.3年 | 18年 |
| 10% | 7.2年 | 12.6年 |
たとえば毎月3万円を年利5%で積み立てた場合、約25年後に積立総額の2倍の資産になります。毎月3万円 × 12ヶ月 × 25年 = 900万円の元本が、約1,800万円になるイメージです。
「25年は長い」と感じるかもしれませんが、30歳で始めれば55歳で2倍です。NISAの非課税メリットを活かせば、利益に税金がかからないためさらに有利になります。
よくある質問
Q. 本当に倍になるの?元本割れのリスクは?
72の法則は過去の平均リターンに基づいた目安であり、将来のリターンを保証するものではありません。短期的には元本割れ(マイナスになること)も起こり得ます。
ただし、過去のデータでは20年以上の長期保有でマイナスになったケースは極めて少ないという実績があります。一時的な下落に動じず、淡々と積立を続けることが大切です。

Q. 途中で売却したらどうなる?
NISAはいつでも売却(換金)できます。ただし、売却すると複利の効果が途切れるため、72の法則で期待できる成果が得られなくなります。特別な事情がない限り、長期保有がおすすめです。

Q. 分配金は再投資にした方がいい?
はい。72の法則は分配金を再投資して複利運用する前提の計算です。分配金を受け取ってしまうと複利効果が薄れます。NISAで購入する投資信託は「分配金再投資」の設定にしておくことをおすすめします。
まとめ:NISAは放置するほど複利の力が効いてくる
| 覚えておきたいポイント | 内容 |
|---|---|
| 72の法則 | 72 ÷ 年利 = 一括投資が2倍になる年数 |
| 126の法則 | 126 ÷ 年利 = 積立投資が2倍になる年数 |
| オルカンの過去実績 | 年率約9.8%(約7年で2倍) |
| S&P500の過去実績 | 年率約11.9%(約6年で2倍) |
| 控えめに5%で計算 | 一括なら約14年、積立なら約25年で2倍 |
NISAの最大の武器は「非課税 × 複利 × 時間」の掛け算です。積立を始めたら、焦らず放置して複利の力に任せるのが最も効率的な戦略です。
まだNISA口座を持っていない方は、まず口座開設から始めてみてください。



当サイト「NISAはじめてガイド」では、投資に関する情報を正確にお届けするよう努めていますが、投資には元本割れのリスクがあります。掲載内容は投資を推奨するものではありません。詳しくは免責事項をご確認ください。

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