つみたてNISAのポイント還元率を証券会社別に比較し、獲得ポイントを最大化するイメージのイラスト

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結論から言います。つみたてNISAで貯まるポイントを最大化したいなら、2026年現在は「クレカ積立の還元率」と「投信保有ポイント」の二刀流に強い証券会社を選ぶのが正解です。

特に、月10万円のクレカ積立に対応しているSBI証券・楽天証券・松井証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券の5社は、年間で最大36,000ポイント以上の差が生まれる構造になっています(月10万円×0.5%〜3%還元差)。

NISA研究家リュウとしての見解は、「経済圏で1社に絞るのが王道、ただしポイント単価で選ぶならSBIか松井の2強」ということです。普段使うコード決済や携帯キャリアと組み合わせれば、何もしなくても貯まる「自動ポイ活」が完成します。

この記事では以下がわかります。

  • 主要5社のクレカ積立還元率と保有ポイントの最新比較(2026年版)
  • 「貯まるポイント別」に選ぶ最適な証券会社の判断基準
  • クレカ積立+投信保有+ポイント再投資の3段ポイント取りの仕組み
  • 年間ポイント獲得数を最大化する具体的な口座の組み合わせ

目次

つみたてNISAで貯まるポイントは「3層構造」で考える

つみたてNISA(新NISAのつみたて投資枠)で貯まるポイントは、大きく3つのレイヤーに分かれます。証券会社ごとの還元率を比べる前に、まずはこの構造を押さえておきましょう。

①クレカ積立ポイント(最も差がつく層)

積立金額をクレカ決済にすると、決済額の0.5〜3%がポイント付与されます。2024年11月の制度改正で月10万円まで上限が拡大されたため、年間120万円分の決済ポイントが狙えます(出典:金融庁「クレジットカードを利用した投資信託の積立に係る監督指針の改正」2024年)。5社で最大6倍の差が出るレイヤーです。

②投信保有ポイント(じわじわ効く層)

積み立てた投資信託の残高に対して、年率0.005〜0.1%程度のポイントが付与される仕組みです。残高が増えるほど雪だるま式に積み上がるため、長期投資との相性が抜群。SBI証券の「投信マイレージ」、松井証券の「投信残高ポイントサービス」、マネックス証券の「投信保有ポイント」が代表的で、クレカ積立を使わなくても貯められるのが特徴です。

③ポイント再投資(複利を加速させる層)

貯まったポイントで投資信託を買い付けできる仕組みです。1ポイント=1円で再投資すれば、ポイント分も非課税の複利運用に組み込めます。SBI証券(Vポイント等)・楽天証券(楽天ポイント)・マネックス証券(dポイント)・三菱UFJ eスマート証券(Pontaポイント)が対応しています。

ポイント投資の使い方の詳細は、こちらの記事で解説しています。

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【保存版】主要5社の還元率&保有ポイント比較表(2026年版)

ここからが本記事の核心です。5社別の還元率と保有ポイントを一覧化し、どこを選べば何ポイント貯まるかを可視化します。数値は各社公式サイトの2026年4月時点の情報を参照しています。

クレカ積立の還元率比較(月10万円積立時)

証券会社対応カード基本還元率年間獲得ポイント(月10万円積立)貯まるポイント
SBI証券三井住友カード(NL/ゴールドNL/プラチナプリファード)0.5〜3.0%6,000〜36,000ptV/Ponta/PayPay/JAL/dポイントから選択
楽天証券楽天カード(通常/ゴールド/プレミアム)0.5〜1.0%6,000〜12,000pt楽天ポイント
松井証券JCBカード(一般/ゴールド/プラチナ)0.5〜1.0%6,000〜12,000pt松井証券ポイント(松ポイ)
マネックス証券マネックスカード最大1.1%(段階制)8,760ptマネックスポイント→dポイント等に交換可
三菱UFJ eスマート証券au PAYカード/三菱UFJカード0.5〜1.0%6,000〜12,000ptau PAYカード→Pontaポイント/三菱UFJカード→グローバルポイント

ポイント解説:

  • SBI証券×三井住友プラチナプリファードの3.0%還元(年間500万円利用条件あり)が全社中最高水準。月10万円×12ヶ月=年36,000pt
  • マネックス証券は「年会費無料で最大1.1%」という珍しいスペック。積立額5万円までは1.1%、5万円超〜7万円は0.6%、7万円超〜10万円は0.2%の段階制で、月10万円積立時の年間獲得は8,760ptになります。
  • 三菱UFJ eスマート証券は2025年2月1日にauカブコム証券から社名変更。au PAYカードと三菱UFJカードの両方に対応
  • 楽天証券は楽天キャッシュ積立を併用すれば月15万円まで還元対象を拡大可能

出典:SBI証券 三井住友カード積立公式ページ / 楽天証券 楽天カードクレジット決済公式ページ / 松井証券 投信つみたてカード決済 / マネックス証券 マネックスカード積立 / 三菱UFJ eスマート証券 クレカ積立

投信保有ポイントの比較(保有残高100万円・年間)

証券会社対象ファンド例還元率(年率)年間獲得ポイント
SBI証券eMAXIS Slim 全世界株式0.0175%175pt
楽天証券楽天・全世界株式インデックス・ファンド残高10万円達成時の一時付与のみ10pt(達成時)
松井証券三菱UFJ純金ファンド等0.085%(最大)850pt(条件次第)
マネックス証券eMAXIS Slim 全米株式0.03%300pt
三菱UFJ eスマート証券eMAXIS Slim S&P500等0.005〜0.05%50〜500pt

ポイント解説: 投信保有ポイントは「クレカ積立還元率と逆相関」で、SBI・松井・マネックスの保有ポイントが手厚い構造になっています。長期で1,000万円規模まで残高を伸ばす予定なら、保有ポイントの差は無視できません。


「貯まるポイント別」におすすめの証券会社を選ぶ

ポイントは「どれが多く貯まるか」より「普段使うポイントを選ぶ」のが王道です。経済圏との相性で選びましょう。

Vポイント/Pontaポイント/PayPay派 → SBI証券

SBI証券は2024年11月からポイントが5種類から選択可能(Vポイント/Pontaポイント/PayPayポイント/JALのマイル/dポイント)になりました。三井住友カードゴールドNLと組み合わせ、年間100万円以上のカード利用条件を達成すれば、月10万円積立で年12,000pt(1.0%還元)が貯まります(未達成で10万円以上の利用なら0.75%還元)。貯めたVポイントは1pt=1円で投資信託の買付にも使えます。

SBI証券×三井住友カードの組み合わせの設定方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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楽天ポイント派 → 楽天証券

楽天市場・楽天モバイル・楽天カードを使う人は楽天証券一択です。楽天キャッシュ積立(5万円)+楽天カード積立(10万円)で月15万円まで還元対象にできるのは楽天だけのスペック。

楽天キャッシュ積立の手順はこちらで解説しています。

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dポイント派 → マネックス証券

ドコモユーザーやdカードを持つ人は、マネックスカード積立がフィットします。年会費実質無料で1.1%還元は無料カードとしては業界トップクラス。マネックスポイントはdポイントに等価交換できます。

Pontaポイント/au PAY派 → 三菱UFJ eスマート証券

au・UQモバイルユーザーやPontaを貯めている人は、三菱UFJ eスマート証券のau PAYカード積立が候補です。2025年2月1日にauカブコム証券から社名変更されましたがサービス内容は継承。三菱UFJカードでも積立できるため、メガバンクユーザーにも選択肢が広がりました。

松井証券ポイント+dポイント二刀流 → 松井証券

経済圏に縛られたくない人には松井証券もおすすめです。2025年開始のJCBカード積立で最大1%還元、投信保有ポイントも業界トップクラス。松井証券ポイント(松ポイ)はdポイント・Amazonギフトカードに交換できます。


年間ポイントを最大化する3つの裏ワザ

同じ証券会社・同じ積立額でも、ちょっとした工夫でポイント獲得額を最大化できます。

裏ワザ①:クレカ積立+投信保有+ポイント再投資の三重取り

SBI証券を例に取ると、年間獲得ポイントは次のように積み上がります。

  • クレカ積立(月10万円×1%):12,000pt/年
  • 投信保有ポイント(残高500万円×0.0175%):875pt/年
  • ポイント再投資(12,875pt再投資→翌年も同じく付与):複利でじわじわ加算

10年継続すれば、累計15万ポイント以上の差が生まれます(再投資による複利込み)。これは普通のポイ活では達成できないボリュームです。

裏ワザ②:ゴールド・プラチナの「年会費vs還元率」損益分岐を計算する

プラチナプリファードの3%還元は魅力的ですが、年会費33,000円。月10万円積立だけでは元が取れず、年間500万円のカード利用が条件になります。家計の決済を全部集約できる上級者向けです。一方ゴールドNLは年100万円利用で年会費永年無料となり、さらに同条件(年100万円利用)の達成で月10万円積立の還元率も1.0%(年12,000pt)にアップします(未達成時は0.75%等)。生活費の決済を集中できるなら、普通のサラリーマン家庭の最適解はゴールドNLと覚えておけばOKです。

裏ワザ③:「貯めるポイント」と「使うポイント」を一致させる

ポイントを失効では意味がないので、普段の買い物・スマホ料金・サブスクなど毎月確実に消費するポイントを選びましょう。SBI証券は後からポイント種類を変更できるため、ライフスタイルの変化にも対応可能です。行動経済学の「メンタルアカウンティング」が示すとおり、ポイントは「貯めて満足」しがち。使い道を最初に決めてから貯め始めるのが鉄則です。


まとめ:自分の経済圏に合った1〜2社で十分

ここまでの内容を整理します。

  • つみたてNISAで貯まるポイントは「クレカ積立/投信保有/ポイント再投資」の3層構造
  • 5社の中で年間ポイント獲得額が最大なのはSBI証券(最大36,000pt/年)
  • ただし「普段使うポイントを貯める」のが鉄則。経済圏で選ぶのが王道
  • ゴールドカードの損益分岐点は「年会費÷還元率増加分」で必ず計算する
  • 投信保有ポイントは長期で効くため、10年単位の運用ならSBI・松井・マネックスが有利

ポイント目当てで複数社に分散すると管理が煩雑になり、保有ポイント還元率も下がります。メイン1社+サブ1社の最大2口座が、運用効率と心理的負担のバランス点です。NISA口座は1人1社しか持てないため最初の選択が肝心。松井証券ポイント+業界最高水準の投信保有ポイントを活かしたい人は、松井証券からの開設も検討してみてください。

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