NISAで「iFreeNEXT FANG+インデックス」を買うのはありか?リスクと評価を解説

NISAでiFreeNEXT FANG+インデックスを検討する女性のイラスト。タブレットを持ち、上昇チャートやテクノロジー企業をイメージするアイコンに囲まれている

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「FANG+(ファングプラス)って最近よく聞くけど、NISAで買っても大丈夫?」
「S&P500やオルカンより儲かるの?」

テック株の高リターンに魅力を感じつつ、リスクが気になっている方は多いのではないでしょうか。

iFreeNEXT FANG+インデックスは、米国を代表するハイテク巨大企業わずか10銘柄に集中投資するファンドで、2024年には基準価額が2倍以上になるなど大きな話題を集めました。

この記事では、FANG+の仕組みからリスク、NISAでの買い方まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。


目次

FANG+とは?構成銘柄と指数の特徴

FANG+指数の概要

FANG+(ファングプラス)とは、正式名称「NYSE FANG+指数」のことで、米国の大手テクノロジー企業10銘柄で構成された株価指数です。もともと「Facebook(現Meta)・Amazon・Netflix・Google(現Alphabet)」の頭文字を取って「FANG」と名付けられ、そこにAppleやNVIDIAなどの有力テック企業を加えた構成です。

2026年4月現在の構成銘柄は以下の10社です(出典:ICE公式サイト、大和アセットマネジメント)。

銘柄名ティッカー主な事業内容
Meta PlatformsMETASNS(Instagram・Facebook)・メタバース
Amazon.comAMZNEC・クラウド(AWS)
NetflixNFLX動画配信サービス
Alphabet(Google)GOOGL検索エンジン・広告・クラウド
AppleAAPLiPhone・Mac・サービス事業
MicrosoftMSFTOS・クラウド(Azure)・AI
NVIDIANVDAGPU・AI半導体
BroadcomAVGO半導体・ネットワーク機器
CrowdStrikeCRWDサイバーセキュリティ
Palantir TechnologiesPLTRビッグデータ分析・AI

2025年12月の銘柄入れ替え:ServiceNowが除外、Palantirが新加入

FANG+指数は四半期ごと(3月・6月・9月・12月の第3金曜日)にリバランスが行われます。

2025年12月のリバランスでは、ServiceNow(NOW)が除外され、Palantir Technologies(PLTR)が新規採用されました(出典:大和アセットマネジメント「FANG+指数銘柄入替えのお知らせ」)。

さらに、2026年3月のリバランスではCrowdStrike(CRWD)が除外され、Micron Technology(MU)が新規採用される予定です。このように、FANG+は定期的に銘柄が入れ替わる「生きた指数」です。

最大の特徴:10銘柄の「均等加重」

FANG+指数の大きな特徴は、全10銘柄に均等に約10%ずつ配分する「均等加重方式」を採用している点です。

S&P500やNASDAQ100のような時価総額加重型では、AppleやMicrosoftなど巨大企業の比率が高くなりますが、FANG+では小型の銘柄でも同じウェイトが与えられます。そのため、成長途上の銘柄の値上がり効果を大きく取り込める一方、1銘柄の急落が指数全体に10%分のインパクトを与えるリスクもあります。

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iFreeNEXT FANG+インデックスの基本情報と評価

ファンドの概要

項目内容
ファンド名iFreeNEXT FANG+インデックス
運用会社大和アセットマネジメント
設定日2018年1月31日
信託報酬(税込)年0.7755%
純資産総額約1兆円(2026年4月時点)
ベンチマークNYSE FANG+指数(円ベース)
NISA対応つみたて投資枠:対象外 / 成長投資枠:対象
購入可能な証券会社SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券など

※出典:大和アセットマネジメント公式サイト、各証券会社公式サイト(2026年4月時点)

信託報酬はやや高め

信託報酬は年0.7755%(税込)で、eMAXIS Slim S&P500(年0.09372%)やeMAXIS Slim オルカン(年0.05775%)と比べると約8〜13倍のコストです。

ただし、わずか10銘柄に絞った特化型ファンドとしては許容範囲とも言えます。コストを抑えたい場合は、2024年に登場した楽天・FANG+インデックスなど類似ファンドの検討もおすすめです。

NISAでは「成長投資枠」で購入する

iFreeNEXT FANG+インデックスは、NISAのつみたて投資枠の対象外です。購入する場合は成長投資枠(年間240万円)を使います。

成長投資枠では積立買付も可能なので、毎月一定額をコツコツ積み立てる運用も問題なく行えます。

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FANG+の過去リターンとリスク

過去のリターン実績

iFreeNEXT FANG+インデックスの過去のリターン実績は以下のとおりです(出典:大和アセットマネジメント公式サイト、楽天証券、2026年3月末基準)。

期間リターン(税引前)
1年+10%〜+15%前後
3年(年率)+30%前後
5年(年率)+30%前後
設定来(2018年1月〜)+400%以上

※上記は過去の実績であり、将来のリターンを保証するものではありません。為替の影響を含みます。

特に2023年〜2024年はAIブームによるNVIDIAやMeta、Microsoftの急騰で、FANG+指数は驚異的なリターンを記録しました。

S&P500・NASDAQ100・オルカンとの比較

指数銘柄数特徴過去5年年率リターン目安
オルカン(MSCI ACWI)約3,000全世界分散+15%前後
S&P500500米国大型株全般+18%前後
NASDAQ100100米国ハイテク中心+20%前後
FANG+10米テック集中+30%前後

※あくまで過去5年の目安であり、今後も同じリターンが続く保証はありません。

FANG+は銘柄数が圧倒的に少ないため、好調時のリターンは群を抜きますが、下落局面では他の指数よりも大きく値下がりするリスクがあります。

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FANG+に投資する際の注意点とリスク

注意点1:10銘柄への集中投資リスク

FANG+最大のリスクは、わずか10銘柄に集中している点です。

オルカンなら約3,000銘柄、S&P500でも500銘柄に分散されていますが、FANG+は10銘柄しかありません。1社に不祥事や業績悪化が起きると、ポートフォリオ全体の約10%が影響を受けます。

実際、2022年にはMetaの株価が年間で約64%下落し、Netflixも約51%下落しました。FANG+指数全体でも2022年は大幅なマイナスとなっています。

注意点2:テクノロジーセクターへの偏り

構成銘柄の10社すべてがテクノロジー関連です。テック株は景気後退局面や金利上昇局面で売られやすい傾向があります。

セクター分散がまったく効いていないため、「テック一強」が崩れた場合のダメージは非常に大きくなります。

注意点3:銘柄入れ替えリスク

四半期ごとの銘柄入れ替えでは、除外銘柄の株価が下がり、新規採用銘柄の株価が上がる傾向があります。入れ替え直後にファンドの基準価額が不安定になることがあるため、短期的な値動きに一喜一憂しないことが大切です。

注意点4:為替リスク

iFreeNEXT FANG+インデックスは為替ヘッジなしのファンドです。米ドル/円の為替変動がそのままリターンに影響します。円高が進行すると、株価が上がっていても円建てのリターンが目減りする可能性があります。

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NISAでFANG+を買うならどう組み合わせる?おすすめの考え方

コア・サテライト戦略がおすすめ

FANG+は「サテライト(攻め)」として活用し、ポートフォリオの中心(コア)にはオルカンやS&P500を据えるのが堅実な考え方です。

おすすめの配分例:

  • コア(70〜80%):eMAXIS Slim オルカン or S&P500 → つみたて投資枠で積立
  • サテライト(20〜30%):iFreeNEXT FANG+インデックス → 成長投資枠で積立

この配分なら、テック株が好調な局面ではリターンの上乗せが期待でき、仮にFANG+が大きく下落しても、コア部分の分散効果でダメージを抑えられます。

FANG+だけに全額投資するのはおすすめしない

NISAの非課税枠をすべてFANG+に集中させるのは、リスクが高すぎるためおすすめしません。過去の高リターンはあくまで結果であり、今後も同じパフォーマンスが続く保証はないからです。

「テック株に強気だけど、万が一に備えたい」という方こそ、コア・サテライト戦略で分散を意識しましょう。

NISAでの買い方(SBI証券の場合)

  1. SBI証券にログインし、「投信」→「銘柄検索」で「FANG+」と検索
  2. 「iFreeNEXT FANG+インデックス」を選択
  3. 「成長投資枠」で「積立買付」または「金額買付」を選ぶ
  4. 毎月の積立金額を設定し、決済方法(クレカ積立対応)を選んで完了

楽天証券・マネックス証券でも同様の手順で購入できます。

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まとめ:FANG+は「攻めの一手」として活用しよう

項目FANG+の特徴
銘柄数10銘柄(米テック巨大企業)
加重方式均等加重(各銘柄約10%)
信託報酬年0.7755%(税込)
NISA対応枠成長投資枠のみ
過去5年リターン年率+30%前後(為替含む)
最大のリスク集中投資・セクター偏り

iFreeNEXT FANG+インデックスは、米国テック巨大企業10社の成長をダイレクトに取り込める魅力的なファンドです。過去のリターン実績は目を見張るものがあります。

ただし、10銘柄への集中投資はリスクも大きいため、NISAのポートフォリオ全体の20〜30%程度を「サテライト枠」として活用するのがおすすめです。コアにはオルカンやS&P500を据え、FANG+で攻めの一手を加えるバランスが、初心者の方にとって無理のない投資戦略と考えます。

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