NISAでNASDAQ100に投資する方法【iFreeNEXT・ニッセイ・楽天プラスを徹底比較】

NISAを活用してNASDAQ100に投資する未来を見据える若い夫婦と、3つの投資信託(ファンド)の成長グラフを比較しているイラスト。

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「S&P500やオルカンの次は何に投資すればいいの?」「NASDAQ100ってよく聞くけど、NISAで買えるの?」と感じている方は多いのではないでしょうか。

NASDAQ100は、AppleやMicrosoftといった世界的なハイテク企業を中心に構成された株価指数で、近年の投資家からの注目度が特に高まっています。NISAのつみたて投資枠でも買えるファンドが複数登場し、2026年現在ではiFreeNEXT NASDAQ100インデックス・ニッセイNASDAQ100インデックスファンド・楽天プラス(楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド)の3本が代表的な選択肢となっています。

この記事では、NASDAQ100の基本から各ファンドの違い、リスクや始め方まで、投資初心者の方にわかりやすく解説します。


目次

NASDAQ100とは?なぜNISAで注目されているのか

NASDAQ100の構成銘柄と特徴

NASDAQ100(ナスダック100)とは、米国の証券取引所「NASDAQ(ナスダック)」に上場している企業のうち、金融セクターを除く時価総額上位100銘柄で構成された株価指数です。

2026年4月時点での主な構成銘柄は以下のとおりです(出典:ナスダック公式)。

銘柄名事業内容
Apple(アップル)スマートフォン・PC
Microsoft(マイクロソフト)OS・クラウド
NVIDIA(エヌビディア)半導体・GPU
Alphabet(グーグル親会社)検索・広告・クラウド
Amazon(アマゾン)EC・クラウド
Meta(メタ)SNS・VR

上位6社だけで指数全体の約50%を占めており、ハイテク・テクノロジー系企業に集中した指数と言えます。

S&P500・オルカンとの違い

NISAで人気のある指数と比較してみましょう。

指数対象銘柄数特徴
オルカン(MSCI ACWI)全世界株式約3,000銘柄最も分散が効いている
S&P500米国大型株500銘柄米国経済全体を反映
NASDAQ100米国ハイテク大型株100銘柄成長性重視・集中投資

NASDAQ100はS&P500と比べてもよりハイテク・グロース(成長株)に集中しており、好調な局面では大きなリターンが期待できる一方、テクノロジー株が下落する局面では大きく値下がりしやすいという特徴があります。

オルカンとS&P500どちらを選ぶべきか解説した下の記事「オルカンとS&P500どっちを選ぶ?NISAで迷ったときの考え方」もぜひ参考にしてみてください。

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NISAでNASDAQ100に投資するメリット

NISAを活用してNASDAQ100に投資することで、以下のようなメリットが考えられます。

まず、運用益が非課税になる点です。通常、投資の利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座で運用すれば非課税で受け取れます(出典:金融庁「NISA特設ウェブサイト」)。

次に、少額から積立可能な点です。つみたて投資枠を使えば月100円〜の少額投資が可能な証券会社もあり、初心者でも始めやすい環境が整っています。

そして、長期のテクノロジー成長を取り込める点も魅力と言われています。AI・半導体・クラウドといった分野は今後も成長が期待されており、NASDAQ100はその恩恵を受けやすい指数と言われています。ただし、将来のリターンを保証するものではありません。


NISAで買えるNASDAQ100インデックスファンド3選

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス(大和アセットマネジメント)

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、大和アセットマネジメントが運用するNASDAQ100連動ファンドです。2018年の設定と比較的歴史が長く、2026年4月時点で純資産総額は2,600億円超(出典:大和アセットマネジメント公式)と、NASDAQ100ファンドの中では国内最大規模を誇ります。

  • 信託報酬:年0.495%(税込)
  • つみたて投資枠:対象
  • 購入できる主な証券会社:SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券 など

純資産が大きいため運用の安定性が高く、長期間の運用実績があることから信頼性の面で評価されているファンドです。ただし、後述の2ファンドと比べると信託報酬はやや高めです。

ニッセイNASDAQ100インデックスファンド(ニッセイアセットマネジメント)

ニッセイNASDAQ100インデックスファンドは、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」シリーズで知られるニッセイアセットマネジメントが運用するファンドです。

  • 信託報酬:年0.2035%(税込)
  • つみたて投資枠:非対象
  • 購入できる主な証券会社:SBI証券、楽天証券、マネックス証券 など

iFreeNEXTと比べて信託報酬が半額以下と低コストで、長期積立においてはコストの差がリターンに大きく影響するため、コスト重視の方には有力な選択肢です。つみたて投資枠は非対象なので成長投資枠での投資のみ可能です。

楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド(楽天プラス)

楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド(通称:楽天プラス)は、楽天投信投資顧問が運用するファンドで、楽天証券の「楽天プラス」シリーズのひとつです。

  • 信託報酬:年0.198%(税込)
  • つみたて投資枠:非対象
  • 購入できる主な証券会社:楽天証券(専用ファンドのため原則楽天証券のみ)

3ファンドの中で最も信託報酬が低いのが特徴です。ただし、楽天証券でのみ購入できるため、他の証券会社を利用している方には選びづらい点に注意が必要です。つみたて投資枠は非対象なので成長投資枠での投資のみ可能です。

楽天証券でNISA口座を開設する方法を書いた下の記事「楽天証券でNISA口座を開設する手順を徹底解説!初心者でもスマホで簡単にできる方法」もぜひ参考にしてみてください。

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3ファンドを徹底比較【費用・実績・使いやすさ】

信託報酬の比較

長期積立において、信託報酬(保有コスト)の差は最終的なリターンに大きな影響を与えます。

ファンド名信託報酬(税込)
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス年0.495%
ニッセイNASDAQ100インデックスファンド年0.2035%
楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド年0.198%

たとえば100万円を20年間運用した場合、信託報酬0.495%と0.198%では、コストだけで数万〜十数万円の差が生じる可能性があります。「少しでもコストを抑えたい」という方には、ニッセイか楽天プラスが向いていると言われています。

純資産・運用実績の比較

ファンド名純資産総額(2026年4月時点)設定日
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス約2,600億円超2018年8月
ニッセイNASDAQ100インデックスファンド約4,400億円超2023年3月
楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド約1,800億円超2024年1月30日

(出典:各運用会社公式サイト、2026年4月時点)

iFreeNEXTは設定から約8年の歴史があります。一方、ニッセイ・楽天プラスは運用歴が短いものの、低コストを武器に急速に資金を集めており、現在ではニッセイが純資産トップとなっています。

一般的に純資産総額が大きいファンドほど運用の安定性が高く、繰上償還(ファンドの強制終了)のリスクが低いと言われています。

買える証券会社の比較

ファンド名SBI証券楽天証券マネックス証券auカブコム
iFreeNEXT
ニッセイ
楽天プラス×××

楽天プラスは楽天証券専用のため、すでにSBI証券やマネックス証券を使っている方には選択肢に入りません。証券口座をこれから開設する方で、楽天証券を選ぶなら楽天プラスが最安です。

SBI証券と楽天証券を徹底比較した下の記事「SBI証券と楽天証券どっちがいい?NISAで選ぶならどちらか徹底比較」もぜひ参考にしてみてください。

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NASDAQ100投資のリスクと注意点

値動きの大きさ(ボラティリティ)

NASDAQ100はS&P500やオルカンと比べて値動きが大きい(ボラティリティが高い)ことで知られています。

たとえば2022年の金利上昇局面では、NASDAQ100は年間で約33%下落しました(出典:Bloomberg)。一方、オルカンの下落幅は約18%程度にとどまりました。

「高リターンを狙いたいけれど、大きな下落には耐えられない」という方には不向きな可能性があります。ご自身のリスク許容度と照らし合わせて検討することが大切です。

為替リスク

NASDAQ100ファンドの多くは為替ヘッジなしの商品です。米国株に投資するため、円高になると円ベースのリターンが目減りすることがあります。

たとえば米国株が10%上昇しても、同期間に円が10%高くなれば、円換算のリターンはほぼゼロになってしまいます。為替リスクは長期投資で分散されやすいと言われていますが、短期的には影響を受けることを念頭に置いておきましょう。

集中投資のリスク

NASDAQ100は上位の数銘柄への集中度が高い指数です(出典:ナスダック公式、2026年4月時点)。

特定の大企業に依存しているため、その企業群が何らかの理由で下落した場合、指数全体への影響が大きくなります。分散性を重視するなら、オルカンやS&P500との組み合わせも一つの考え方です。

NISAで買えるおすすめの投資信託をランキングした下の記事「NISAで買えるおすすめ投資信託3選【2026年・初心者向け】」もぜひ参考にしてみてください。

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NISAでNASDAQ100を始める手順

つみたて投資枠か成長投資枠か

新NISAでNASDAQ100ファンドを購入する際は、つみたて投資枠・成長投資枠どちらでも購入可能です(ファンドによります)。

  • つみたて投資枠:年間120万円まで。定期的な積立購入が基本。
  • 成長投資枠:年間240万円まで。スポット購入・積立どちらも可能。

つみたて投資枠の対象ファンドはiFreeNEXTのみです。ニッセイと楽天プラスを買いたい人は成長投資枠を使い購入を検討しましょう。

(出典:金融庁「NISA特設ウェブサイト」)

証券口座の選び方

NASDAQ100ファンドを購入するには、まずNISA口座を開設する必要があります。選ぶポイントは以下のとおりです。

楽天プラスで始めたい方 → 楽天証券一択です。楽天ポイントで積立ができるメリットもあります。

iFreeNEXTまたはニッセイで始めたい方 → SBI証券がおすすめと言われています。Tポイント・Vポイントでの積立や、クレジットカード積立でポイントが貯まるサービスも充実しています。

どちらの証券会社でも口座開設・維持費は無料です。

NISA口座をどこで開くべきかを書いた下の記事「NISA口座はどこで開くべき?初心者におすすめの証券会社3選」もぜひ参考にしてみてください。

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積立設定の方法

口座開設後の積立設定は、基本的に以下の流れで行います。

  1. 証券会社のアプリ・ウェブサイトにログイン
  2. 「NISA」→「つみたて投資枠」を選択
  3. 購入したいNASDAQ100ファンドを検索
  4. 毎月の積立金額を設定(最低100円〜の場合が多い)
  5. 積立日・引落し方法を設定して完了

設定後は毎月自動的に積立が行われるため、手間なく長期投資を続けることができます。


まとめ

NISAでNASDAQ100に投資する代表的なファンドをまとめると、次のようになります。

ファンド名信託報酬おすすめな人
iFreeNEXT NASDAQ1000.495%純資産・実績重視の人
ニッセイNASDAQ1000.2035%コスト重視・SBI証券ユーザー
楽天プラスNASDAQ1000.198%コスト最優先・楽天証券ユーザー

NASDAQ100はテクノロジー成長の恩恵を受けやすい一方、値動きが大きくリスクも高い指数です。「少しリターンを高めたい」「ハイテク企業の成長に賭けたい」という方には魅力的な選択肢と言われていますが、ご自身のリスク許容度をよく確認した上で投資することが大切です。

まずは少額から積立を始めてみて、相場の動きに慣れていくのもひとつの方法です。


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