本記事にはプロモーションが含まれます。
結論から言います。NISA口座の開設は「オンライン完結+マイナンバーカード」なら最短1〜2営業日、税務署登録まで含めても1〜2週間で完了します。郵送申し込みは2〜4週間かかるため、急ぐ方はネット証券でのオンライン完結が最短ルートです。
NISA口座は1人1口座の原則があり、証券会社での受付後に税務署への重複チェック登録が発生します(出典:金融庁「NISAの概要」)。この税務署審査が数日〜2週間かかるのが、開設日数が長く感じる主な理由です。
NISA研究家リュウとしての見解は、「オンライン完結+eKYC対応のSBI証券・楽天証券・三菱UFJ eスマート証券の3択が実務的な最短ルート」ということです。マイナンバーカードさえ手元にあれば、申込み自体は20分で終わり、あとは税務署審査を待つだけです。
この記事では以下がわかります。
- NISA口座開設にかかる具体的日数(オンライン/郵送別・税務署登録込み)
- 主要ネット証券5社の開設期間の目安(2026年4月最新)
- 税務署登録で時間がかかる理由と、待ち時間にやっておくべきこと
- 最短で使い始めるための3つの時短テクニック
- 僕が新卒時にSBI証券で口座開設して積立開始まで2週間待った実体験
NISA口座の開設にかかる時間の目安
オンライン申し込みの場合(最短1〜5営業日)
スマートフォンやパソコンからオンラインで申し込む場合、手続きがすべてデータで行われるためスピードが速いです。
マイナンバーカードを使ったオンライン本人確認(eKYC)に対応している証券会社では、最短1〜2営業日で口座開設されるケースもあります(出典:各証券会社公式情報)。
ただし、後述するNISA口座特有の「税務署への登録」手続きがあるため、口座にログインできてもすぐに投資信託を購入できない場合があります。この登録完了まで数日〜2週間程度かかります。
郵送申し込みの場合(2〜4週間)
書類を郵送でやり取りする方法では、審査・本人確認に時間がかかります。届出書類の往復だけで1週間かかるため、全体で2〜4週間程度が目安です。
2026年現在、ネット証券ではオンライン完結が標準化されており、あえて郵送を選ぶ理由はほぼありません。急ぐならオンライン一択です。
NISA口座だけにある「税務署への登録」
NISA口座(少額投資非課税制度の口座)は、1人1口座しか持てないルールです(出典:金融庁「NISAの概要」)。そのため、証券会社が申し込みを受け付けた後、税務署に対してNISA口座の重複がないかを照会・登録する手続きが発生します。
この手続きが完了するまではNISA口座での取引ができません。特定口座や一般口座なら先に使える証券会社もあるため、急ぎの方は併用も選択肢に入ります。
NISA制度の詳しい仕組みは以下の記事で解説しています。

申し込みから使えるまでの4ステップ
口座開設の全体像を時系列で押さえておきます。
STEP1:証券会社を選んで申し込む(20分)
証券会社のウェブサイトやアプリから「口座開設」を申し込みます。入力情報は主に以下です。
- 氏名・住所・生年月日などの基本情報
- メールアドレス・電話番号
- 口座種類(NISAを選択)
スマートフォンがあれば10〜20分程度で完了します。
STEP2:本人確認書類を提出(数分〜1週間)
申し込み後、本人確認書類を提出します。提出方法は2通りです。
① オンライン(eKYC):スマホのカメラで運転免許証やマイナンバーカードを撮影してアップロード。最速で数分で完了します。
② 郵送:書類を印刷・記入して郵送。審査まで数日〜1週間かかります。
2026年時点でほぼ全ての主要ネット証券がeKYC対応済みです。マイナンバーカード+eKYCが最速です。
STEP3:税務署の審査・登録(数日〜2週間)
証券会社が税務署にNISA口座の登録を申請し、承認を待ちます。この期間が最短数日〜最長2週間です。
NISA口座を初めて開設する場合はスムーズに進むケースが多いですが、以前に別の証券会社でNISA口座を持っていた方は、廃止手続き済みかどうかの確認が入ります。
STEP4:口座開設完了・ログイン・初期設定(30分)
審査完了後、証券会社からメールやハガキで「口座開設完了」の通知が届きます。その後、ログインID・初期パスワードでマイページにログインし、初期設定(取引パスワード設定・出金口座登録)を済ませれば、投資信託の購入が可能になります。
開設を急ぐ方向け:最短化の3つのコツ
コツ1:オンライン完結型の証券会社を選ぶ
郵送手続きが一切不要な「オンライン完結型」を選ぶのが時間短縮の最重要ポイントです。SBI証券・楽天証券・マネックス証券・三菱UFJ eスマート証券などの主要ネット証券はすべてオンライン完結に対応しています。
コツ2:マイナンバーカードを手元に用意
本人確認書類として最もスムーズなのがマイナンバーカードです。運転免許証でも可能ですが、マイナンバーカードであればマイナンバー提出も一度で完了するため、手続きの往復がなくなります。
マイナンバーカード未取得の方は、申込み前に作成申請(交付まで1ヶ月〜)するか、「運転免許証+マイナンバー記載の住民票の写し」の組み合わせで代用します。
コツ3:必要書類と銀行口座を事前準備
申し込み途中で「書類が足りない」と気づいて止まるケースが多いです。以下を事前確認します。
- マイナンバーカード(または運転免許証+マイナンバー記載の住民票の写し)
- 銀行口座情報(入金・出金に使う口座)
- メールアドレス(通知が確実に届くもの)
- スマホの充電とカメラ機能(eKYC撮影用)
主要ネット証券の口座開設期間の目安(2026年4月最新)
| 証券会社 | オンライン申込み目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| SBI証券 | 最短翌営業日〜1週間 | eKYC対応・業界最多投信本数(約2,700本) |
| 楽天証券 | 最短翌営業日〜1週間 | 楽天IDとの連携でスムーズ |
| マネックス証券 | 最短2〜5営業日 | dカード・マネックスカード両対応 |
| 三菱UFJ eスマート証券 | 最短3〜7営業日 | au PAYカード・三菱UFJカード両対応 |
| 松井証券 | 最短3〜5営業日 | サポート窓口の手厚さ |
※出典:各社公式情報・2026年4月時点の一般的な目安。審査状況・税務署混雑により前後する場合があります。
2025年2月にauカブコム証券は三菱UFJ eスマート証券へ社名変更されました。au経済圏との連携(Pontaポイント・au PAYカード)は継続しつつ、三菱UFJフィナンシャル・グループの証券プラットフォームとしてサービス拡充が進んでいます。
SBI証券の詳しい開設手順は以下の記事で画像付き解説しています。

三菱UFJ eスマート証券の開設手順を知りたい方は以下の記事で解説しています。

僕がNISA口座を開設して積立開始まで待った2週間の話
2017年4月、新卒社会人になったばかりの僕は、SBI証券で初めてのNISA口座を開設しました。当時はオンライン申込みが主流になりつつあった頃でしたが、申込から実際に積立を開始できるまで、おおよそ2週間かかりました。
つまずいたのは申込後の”待ち時間”でした。画面には「審査中」とだけ表示され、今どの段階で何の確認をしているのかは申込者からはまったく見えません。「すぐに買える」と思っていた僕は、数日間動かない画面の前でやきもきしていました。
後から知ったのですが、この待ちのうち長くかかるのはNISA特有の「税務署確認」の時間でした。NISA口座は1人1口座しか開けない仕組みのため、申込みのたびに税務署が他社で同名の口座が開かれていないかをチェックしています。これは申込画面には出てこない裏の処理で、仕組みを知らない申込者にとっては「何も動かない数日」が続くだけ。「自分の申込みに何か不備があったのでは」と何度も画面を更新したのを覚えています。
待ち時間にやっておけば良かったと今になって思うのは、(1)どのファンドを買うか調べる(2)月々の積立額を決める(3)入金経路を決める、の3点です。当時の僕は「審査が終われば買える」と何もせずに過ごしてしまったため、開設完了後に銘柄選びで再び数日悩むことになり、結局月3,000円の積立がスタートしたのは申込から2週間後でした。
今振り返ると、口座開設の所要時間は”待つ時間”ではなく”準備する時間”だったと思います。読者の方には、申込ボタンを押した直後から、次のH2で紹介する3つの準備を並行で進めることをおすすめします。
待ち時間にやっておくべき3つの準備
準備1:銘柄選びをリサーチする
税務署審査の1〜2週間は意外と長いため、この間に積立対象銘柄を選んでおくのが時短になります。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
この2本が初心者の圧倒的定番です。違いと選び方は以下の記事で比較しています。

準備2:クレカ積立のカードを選ぶ
ネット証券のクレカ積立はポイント還元が付き、長期で大きな差になります。口座開設と同時にクレカも申し込んでおくと、積立設定がワンストップで済みます。
- SBI証券:三井住友カード(NL・ゴールドNL・プラチナプリファード)
- 楽天証券:楽天カード
- 三菱UFJ eスマート証券:au PAYカード・三菱UFJカード
- マネックス証券:dカード・マネックスカード
各社のクレカ積立還元率の詳細比較は以下の記事で整理しています。

準備3:月々の積立金額を決めておく
手取り月収の5〜10%が継続しやすい積立金額の目安です。
- 月収20万円 → 月1万〜2万円
- 月収30万円 → 月1.5万〜3万円
- 月収40万円 → 月2万〜4万円
決めた金額で何年後にいくらになるかは、以下のシミュレーションで確認できます。

よくある質問
Q. 申し込み後、追加でやることは?
「口座開設完了」の通知が届いたら、ログイン後に取引パスワードの設定と入金用口座の登録を行います。これを済ませないと投資信託を購入できません。
また、NISA口座の「つみたて投資枠」を使いたい場合は、積立設定(どの投資信託を月いくら購入するか)を別途行う必要があります。
Q. 口座開設中に投資する銘柄を選べる?
審査完了前でも、証券会社のウェブサイトで取扱銘柄を調べたりお気に入り登録したりすることは多くの場合できます。開設待ちの1〜2週間を銘柄選びに充てれば、完了後すぐに積立設定できます。
Q. NISA口座は複数の証券会社に持てる?
NISA口座は1人につき1つの証券会社でしか開設できません(出典:金融庁「NISAの概要」)。証券会社を変えたい場合は、年単位での移管手続きが必要です。
Q. 未成年でもNISA口座は開設できる?
現在のNISA(成人NISA)は18歳以上が対象です。未成年向けには2027年1月開始予定の「こどもNISA」があります。
Q. 税務署審査で落ちることはある?
通常、NISA口座の税務署審査で落ちることはほぼありません。ただし、他社で既にNISA口座を持っていて廃止手続きが済んでいない場合は審査で止まるため、事前確認が必要です。
まとめ:最短1〜2営業日、税務署込みで1〜2週間
NISA口座開設の所要時間をまとめると以下の通りです。
- オンライン×マイナンバーカード:最短1〜2営業日(税務署登録込み1〜2週間)
- オンライン×運転免許証:1〜2週間程度
- 郵送申し込み:2〜4週間程度
急いで始めたい方は、オンライン完結型のネット証券 × マイナンバーカード × eKYCの組み合わせが最速です。申込みは20分で終わるので、思い立った日にまず申込みを済ませ、あとは税務署審査を待ちながら銘柄選びとクレカ準備を進めるのが効率的です。
口座開設後の銘柄選びで迷わないよう、つみたて投資枠と成長投資枠の使い分けは以下の記事で解説しています。

当サイト「NISAはじめてガイド」では、投資に関する情報を正確にお届けするよう努めていますが、投資には元本割れのリスクがあります。掲載内容は投資を推奨するものではありません。詳しくは免責事項をご確認ください。
