NISAで米国株(個別株)を買う方法【アメリカ株を成長投資枠で購入するステップを解説】

NISAで米国個別株を購入する手順のイラスト

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「NISAでAppleやNVIDIAなどの米国株って買えるの?」と気になっていませんか?

結論からお伝えすると、NISAの成長投資枠を使えば、米国の個別株を非課税で購入できます

ただし、積立投資枠では買えない・証券会社によって取扱銘柄数が異なるなど、知っておきたいポイントがいくつかあります。

この記事では、NISAで米国個別株を買う方法をステップごとにわかりやすく解説します。投資初心者の方でも迷わず進められるよう、注意点も合わせてご紹介します。


目次

NISAで米国の個別株は買えるの?

成長投資枠を使えばOK

新NISAには「積立投資枠」と「成長投資枠」の2種類があります。

このうち、米国株(個別株)を購入できるのは「成長投資枠」のみです。

成長投資枠の年間投資上限は240万円、生涯投資上限は1,200万円(NISAの生涯枠1,800万円のうち最大)となっています(出典:金融庁 新しいNISA)。

米国の有名企業の株を成長投資枠で保有し、値上がり益や配当金が出ても、NISA口座内であれば原則として日本国内の税金(20.315%)がかかりません。長期保有を前提に投資したい方にとって、非常に使い勝手の良い制度と言われています。

積立投資枠では買えない点に注意

積立投資枠は、金融庁が定めた基準を満たす「投資信託・ETF」しか購入できません。そのため、個別株(Apple・NVIDIAなど)は積立投資枠の対象外です。

「毎月自動で米国株を積み立てたい」という場合は、米国株に投資する投資信託(例:eMAXIS Slim 米国株式)などを積立投資枠で活用するのがおすすめです。

NISA口座の積立投資枠と成長投資枠の違いについて詳しく知りたい人は下の「新NISAの積立投資枠と成長投資枠の違いをわかりやすく解説【2026年最新】」も一緒に読むとさらに深く学べます。

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NISAで買える米国個別株の代表例

人気の米国株銘柄

NISAの成長投資枠では、米国市場(NYSE・NASDAQ)に上場している個別銘柄を購入できます。日本でも知名度の高い主な銘柄には次のようなものがあります。

銘柄名ティッカー特徴
Apple(アップル)AAPLiPhone・Macで知られる世界最大級のテクノロジー企業
NVIDIA(エヌビディア)NVDAAI・半導体分野のリーダー的存在
Amazon(アマゾン)AMZNEC・クラウド(AWS)など多角的に事業展開
Microsoft(マイクロソフト)MSFTWindowsやOffice、Azure(クラウド)を提供
Alphabet(グーグル)GOOGLGoogle検索・YouTube・クラウドなどを運営
Tesla(テスラ)TSLAEV(電気自動車)と再エネ分野のパイオニア

これらはいずれもSBI証券・楽天証券などの主要ネット証券で取り扱いがあります。ただし、あくまで代表例であり、投資判断はご自身の責任のもとで行うことが重要です。

証券会社によって取扱銘柄数が異なる

米国株の取扱銘柄数は証券会社によって異なります。2026年時点の主要ネット証券の目安は以下の通りです(各社公式サイト情報より)。

証券会社米国株の取扱銘柄数(目安)
SBI証券約5,000銘柄以上
楽天証券約4,700銘柄以上
マネックス証券約4,500銘柄以上

※銘柄数は変動します。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

有名どころの銘柄はほぼどの証券会社でも購入できますが、新興企業や時価総額の小さい銘柄は取り扱いがない場合もあります。

NISA口座をどこの証券会社で開こうか迷っている人は下の「NISA口座はどこで開くべき?初心者におすすめの証券会社3選」も一緒に読むとさらに深く学べます。

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NISAで米国株(個別株)を買う手順【ステップ解説】

実際に米国個別株を購入するまでの流れを3つのステップで解説します。

STEP1:NISA口座を開設する

まだNISA口座をお持ちでない方は、まず証券会社でNISA口座を開設する必要があります。

口座開設の主な流れは次の通りです。

  1. 証券会社の公式サイトから申し込む
  2. 本人確認書類(マイナンバーカードなど)を提出する
  3. 税務署の審査後、NISA口座が開設される(通常1〜2週間程度)

すでに証券口座をお持ちの方も、NISA口座が別途必要です。また、NISA口座は1人1口座のみという制限がありますので、複数の証券会社に開設することはできません(出典:金融庁 新しいNISA)。

STEP2:円をドルに換える(外貨決済)

米国株はドル建ての取引が基本です。そのため、円をドルに換える「外貨両替(為替取引)」が必要になります。

多くの証券会社では「リアルタイム為替取引」に対応しており、注文と同時に自動的に円→ドルへ変換されます。事前にドルを用意しておく必要はなく、注文時にそのまま円で支払えるため初心者でも使いやすい仕組みになっています。

なお、為替取引には為替スプレッド(手数料)が発生します。SBI証券・楽天証券では1ドルあたり数銭程度が多いですが、各社で異なるため確認しておきましょう。

STEP3:銘柄を検索して注文する

ドルの準備ができたら、いよいよ銘柄を選んで注文します。

米国株の注文方法には主に2種類あります。

  • 成行注文(なりゆきちゅうもん):現在の市場価格で即時購入する方法。スピーディに購入したい場合に向いています。
  • 指値注文(さしねちゅうもん):自分が希望する価格を指定して注文する方法。「この価格になったら買いたい」という場合に使います。

初心者には、操作がシンプルな「成行注文」がわかりやすいと言われています。

注文画面では「特定口座」と「NISA口座」を選択できる場合がありますので、必ず「NISA(成長投資枠)」を選択してください。誤って特定口座を選ぶと、非課税メリットが受けられなくなります。


米国個別株をNISAで買うときの注意点

為替リスクに気をつける

米国株はドル建てで取引されるため、為替レートの変動(円高・円安)の影響を受けます

たとえば、1株100ドルの株を1ドル=150円のときに購入すると、円換算で15,000円になります。しかし、その後1ドル=130円に円高が進んだ場合、株価が変わらなくても円換算では13,000円になり、2,000円の目減りが生じます。

株価が上がっていても、円高の影響で損失になるケースもあるため注意が必要です。為替リスクは避けられないものと理解した上で、余裕資金で投資することが大切と言われています。

配当金に外国税額(米国)がかかる

NISA口座内の利益は日本国内では非課税ですが、米国株の配当金には米国側で10%の源泉税が差し引かれます(出典:国税庁 外国税額控除)。

この米国側の課税はNISA口座でも免除されないため、配当金目的で投資する場合は注意しましょう。なお、一般口座や特定口座で投資する場合は「外国税額控除」で一部取り戻すことができますが、NISA口座では適用できません。

配当金より値上がり益(キャピタルゲイン)を目的にする場合は、この点はあまり影響しません。

米国株は1株単位での購入が基本

日本株の多くは100株単位の「単元株制度」がありますが、米国株は基本的に1株から購入できます

ただし、株価が高い銘柄(例:Amazonは1株数百ドル)では1株単位でも購入金額が大きくなる点に注意が必要です。

証券会社によっては「単元未満株(ミニ株)」のように1株未満での購入に対応しているサービスもありますが、NISA口座での利用可否は各社で異なります。事前に確認しておきましょう。

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NISAで米国株を買うならどの証券会社がおすすめ?

SBI証券・楽天証券は取扱銘柄数が豊富

米国個別株への投資を検討しているなら、取扱銘柄数が多く、手数料が低いSBI証券または楽天証券が特に使いやすいと言われています。

両社ともに米国株の取引手数料は「約定代金の0.495%(税込)、最低手数料0ドル・上限22ドル(税込)」程度に設定されており、少額取引でもコストを抑えやすい構造になっています(出典:各社公式サイト。手数料は変更される場合があります)。

また、両社ともにスマートフォンアプリが充実しており、外出先でも手軽に注文できます。

手数料・使いやすさも比較しよう

証券会社を選ぶ際には、以下のポイントを総合的に比較することをおすすめします。

  • 取扱銘柄数:買いたい銘柄が対応しているか
  • 取引手数料:売買のたびにかかるコスト
  • 為替スプレッド:円→ドルに換える際のコスト
  • アプリの使いやすさ:スマホで操作しやすいか
  • サポート体制:初心者でも問い合わせしやすいか

まだ口座をお持ちでない方は、口座開設・維持費が無料の証券会社から始めるのがハードルが低くておすすめです。

SBI証券にするか楽天証券にするかを迷っている人は下の「SBI証券と楽天証券どっちがいい?NISAで選ぶならどちらか徹底比較」も一緒に読むとさらに深く学べます。

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まとめ:NISAの成長投資枠で米国個別株を非課税運用しよう

今回の内容をまとめると、次のようになります。

  • NISAで米国個別株を買うには「成長投資枠」を使う
  • Apple・NVIDIA・Amazonなどの有名銘柄はNISA口座で購入可能
  • 手順は「①NISA口座開設 → ②円をドルに換える → ③銘柄を選んで注文」の3ステップ
  • 為替リスク・配当への外国課税・株価の変動などの注意点を把握しておく
  • SBI証券・楽天証券は取扱銘柄数が多くNISA初心者にも使いやすいと言われている

NISAの成長投資枠を活用すれば、米国の個別株で得た値上がり益を日本では非課税で受け取れる可能性があります。まずは少額から始めて、投資の感覚を掴んでいくのも一つの方法です。


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