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結論から言います。手数料・クレカ還元・ポイント汎用性・アプリUI・銘柄数の5項目を各5点満点でスコア化すると、SBI証券 22点/楽天証券 20点の僅差でSBI証券がリード。ただし楽天経済圏の利用者なら楽天証券が最適解になる逆転ケースがあります。 両社ともNISA口座・国内株・米国株の買付手数料は無料で、ベーススペックの差は意外に小さいです。
差がつくのはポイント制度の汎用性とクレカ積立の還元率で、SBIはVポイント・Pontaポイントなど複数ポイントに対応、楽天は楽天ポイント一択ですが楽天経済圏との連携が強力です。
NISA研究家リュウとしての見解は、「楽天市場を月1万円以上使うか、楽天モバイル/楽天カードをメイン運用している世帯は楽天証券、それ以外の単独利用ならSBI証券が最も合理的」ということです。経済圏の重なりで年間1〜3万ポイントの差が出るためで、経済圏なしの人がSBIを選ぶのは手数料ゼロ+クレカ還元+銘柄数の3拍子が揃うからです。
この記事では以下がわかります。
- SBI証券と楽天証券を5項目(手数料・クレカ還元・ポイント・アプリUI・銘柄数)でスコア比較した結果
- 「楽天経済圏/SBI経済圏/どちらでもない」の3択で迷わず決まる判定フロー
- クレカ積立の還元率×月5万円・10万円での年間ポイント差
- 両方の口座を開設するのがアリな世帯とナシな世帯の見分け方
Xの140字では書ききれない主要証券会社の最新キャンペーンや乗り換え判断の背景や実体験をThreadsで毎日更新しています。
結論を3秒で|どちらを選ぶべきか判定フロー
経済圏ベースで決める3択フロー
まず自分がどのフロー分岐に該当するかを確認してください。3秒で結論が出ます。
楽天市場を月1万円以上使う?
├ Yes → 楽天証券(ポイント還元が最大化)
└ No → ↓
三井住友カード/Oliveを持っている?もしくは作る予定がある?
├ Yes → SBI証券(Vポイント還元+ゴールドNLで最大1.0%)
└ No → SBI証券(銘柄数・ポイント汎用性・アプリの総合バランスで優位)
経済圏の重なりで年間1〜3万ポイント(現金換算1〜3万円)の差が出るため、経済圏を基準にした選び方が最も合理的です。
5項目スコア比較(各5点満点・2026年4月時点)
| 比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| ①手数料(NISA国内株・米国株買付) | 5 | 5 |
| ②クレカ積立還元率(最大値) | 5 | 4 |
| ③ポイント汎用性 | 5 | 3 |
| ④アプリUI | 3 | 5 |
| ⑤取扱銘柄数(投信・米国株) | 4 | 3 |
| 合計 | 22/25 | 20/25 |
5項目トータルではSBIが僅差でリードしますが、アプリUI単項目では楽天が明確に勝ちます。「使いやすさ最優先・操作で挫折したくない初心者」には楽天証券が合う場面もあります。
5項目をそれぞれ解説|なぜこの点差になるのか
①手数料|両社5点・差なし
新NISA口座での国内株・米国株の買付手数料、投資信託の購入時手数料、口座管理手数料は両社とも無料です(SBI証券公式サイト・楽天証券公式サイト)。定番の低コストインデックスファンド「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」も両社で購入可能で、信託報酬は年率0.05775%(2026年4月時点・目論見書)と全く同じです。
手数料単項目で差をつけるのは難しいため、両社5点となります。
②クレカ積立還元率|SBI 5点・楽天 4点
クレカ積立の月額上限は両社とも10万円(2024年の改正で上限引き上げ)で、年間最大120万円まで積立可能です。還元率は使うカードで変わります。
| カード(クレカ積立) | 還元率 | 月10万円積立時の年間ポイント |
|---|---|---|
| 三井住友カード ゴールド(NL)× SBI証券 | 最大1.0% | 12,000 P |
| 三井住友カード(NL)× SBI証券 | 0.5% | 6,000 P |
| 楽天プレミアムカード × 楽天証券 | 1.0% | 12,000 P |
| 楽天ゴールドカード × 楽天証券 | 0.75% | 9,000 P |
| 楽天カード × 楽天証券 | 0.5% | 6,000 P |
最大値同士の比較ではSBI×ゴールドNLと楽天×プレミアムカードでほぼ互角ですが、年会費を考えると三井住友ゴールドNL(条件達成で年会費永年無料)が楽天プレミアム(年会費11,000円)より圧倒的にコスパ良好です。この点でSBIを5点、楽天を4点としています。
三井住友ゴールドNLのクレカ積立メリットの詳細は以下で解説しています。

③ポイント汎用性|SBI 5点・楽天 3点
ここが両社の最大の違いです。
SBI証券は Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル の4ポイントからメインポイントを選択できます。日常生活で貯まるポイントに合わせて投資に回せるため、手持ちのポイント残高を無駄なく活用できます。
楽天証券は楽天ポイントのみに対応しています。楽天経済圏にどっぷりなら楽天ポイントがザクザク貯まる一方、楽天以外の決済手段を使う人にとっては汎用性が低く感じられます。
楽天ポイントをNISAで使う実装の詳細は以下で解説しています。

④アプリUI|SBI 3点・楽天 5点
楽天証券のアプリ「iSPEED」はシンプルで直感的な操作性を実現しており、アプリダウンロード数でもトップクラスです。楽天IDでログインできるため、楽天サービス利用者にはゼロ摩擦で使い始められます。
SBI証券は「かんたん積立 アプリ」「SBI証券 株アプリ」など目的別にアプリが分かれており、機能は豊富ですが初心者が最初のアプリを選ぶ段階で迷いやすい設計です。この点ではUI単項目で楽天が明確に優位です。
⑤取扱銘柄数|SBI 4点・楽天 3点
投資信託の取扱本数は両社とも300本以上で大差ありません。差がつくのは米国株(個別株)で、SBI証券は約6,000銘柄、楽天証券は約4,800銘柄(2026年4月時点・各社公式)です。NISA成長投資枠で米国個別株を買いたい人にはSBIの方が選択肢が広くなります。
ただし主要な米国ETF(VOO・VTI・VYM・HDV・SPYDなど)は両社とも扱っているため、大半の読者にとって取扱数の差は実害には直結しません。
クレカ積立の年間ポイント差を具体計算
月5万円/月10万円のクレカ積立を1年続けた場合の年間ポイント獲得数を比較します。
| 設定 | SBI × 三井住友ゴールドNL(最大1.0%) | 楽天 × 楽天プレミアムカード(1.0%) | 楽天 × 楽天カード(0.5%) |
|---|---|---|---|
| 月5万円積立 | 最大 6,000 P | 6,000 P | 3,000 P |
| 月10万円積立 | 最大 12,000 P | 12,000 P | 6,000 P |
| 条件・実質負担 | 毎年100万円のカード利用で1.0%還元(※) | 1,000円(年会費11,000円控除後の実質益) | 6,000円 |
※SBIのゴールドNLで1.0%還元(年12,000ポイント)を得るには、毎年100万円以上のカード利用が必要です(年間利用額が10万円未満の場合は積立還元率が0%に下がります)。一度の100万円利用で「年会費永年無料」にはなりますが、高還元率を維持するにはメインカードとしての継続利用が前提となります。
一方、楽天プレミアムカードは年会費11,000円が必ずかかりますが、カード利用額の条件なしで1.0%が還元されます。クレジットカードの利用額を気にせず手軽に積立還元を受けたい場合は、年会費無料の楽天カード(0.5%還元・条件なし)が最もシンプルです。
クレカ積立の年会費損益分岐をもっと詳しく見たい方は以下で整理しています。

両方の口座を開くのがアリな世帯・ナシな世帯
アリな世帯|家計の主戦場を使い分ける
NISA口座は1人1口座のため非課税枠はどちらか1社でしか使えませんが、特定口座(課税口座)は両社に持てます。以下に該当する世帯は両社開設がアリです。
- 楽天経済圏の主戦場がありポイントを取りこぼしたくない
- SBI証券でしか買えない米国個別株・テーマ別ETFにアクセスしたい
- 配偶者と世帯単位で NISA+特定 を使い分けたい
ナシな世帯|管理コストが上回る
逆に、以下に該当する場合は1社集中が合理的です。
- 毎月の積立設定を一度組んだらほぼ触らない予定
- アプリのログイン・残高確認を複数サービスに分けたくない
- 税務申告を含めた年末管理をシンプルにしたい
迷ったら1社集中が原則です。初心者向けに「まず1社選ぶなら」の視点でまとめた比較は以下が役立ちます。

よくある質問
Q. すでに楽天証券でNISAを開設しているけど、SBIに変えるべき?
無理に変える必要はありません。NISA金融機関変更は年単位で、その年の枠を使う前に手続きを完了する必要があります。楽天ポイントで回っているなら現状維持が最もコスパ良好です。変更を検討するのは、楽天カードのクレカ積立還元が大幅改悪された場合や、楽天市場の利用頻度が大きく下がった場合に限ります。
Q. クレカ積立の月10万円上限は本当に使うべき?
家計が許すなら使う価値は大です。月10万円×12ヶ月=年120万円の積立に、還元1.0%のカードを組み合わせれば、年12,000ポイント(=現金換算12,000円)の利息が自動で乗ります。年120万円はNISAつみたて投資枠(年120万円)の上限とも一致しており、制度設計上もクレカ積立を最大化しやすい構造です。
Q. SBI証券のVポイント投資と楽天ポイント投資、どちらが貯まる?
生活の中心がどちらかで決まります。楽天市場月5万円利用の世帯なら年約3万円分の楽天ポイント、三井住友カードメイン世帯なら年約1.5万円のVポイントが目安になります。経済圏の重なりが大きいほど有利です。
Q. アプリで挫折しそうな初心者にはどちらがおすすめ?
楽天証券です。楽天IDでログインでき、iSPEEDは直感的な画面設計で最初の1ヶ月の継続率が高いです。投資自体が初めてで、まずアプリで1回積立設定を完了させる経験が必要な人には楽天が向きます。
Q. SBI証券と楽天証券、将来的に改悪リスクはどちらが低い?
両社ともクレカ積立の還元率は過去に改定の実績があり、将来の改悪リスクはゼロではありません。ただし両社ともNISA口座数トップ争いの主戦場に位置しており、極端な改悪は競合に流出するため抑制される構造です。リスク分散の観点で両社の口座を開いておくのも有効な防衛策になります。
Xの140字では書ききれない主要証券会社の最新キャンペーンや乗り換え判断の背景や実体験をThreadsで毎日更新しています。
まとめ|5項目スコアと経済圏で決める
SBI証券 22点/楽天証券 20点の僅差スコアに、経済圏の重なりを加味した判定が最短ルートです。
- 楽天市場を月1万円以上使う:楽天証券(年間ポイント還元を最大化)
- 三井住友カード/Oliveをメイン利用:SBI証券(Vポイント+ゴールドNLで1.0%還元)
- どちらの経済圏にも属さない:SBI証券(銘柄数・ポイント汎用性・総合バランスで優位)
迷い続けるよりも、まず1社を決めて口座開設を完了させ、積立設定まで進めるのが最速です。NISA口座は一度開けばほぼ触らずに毎月の積立が回り始めます。
経済圏なしでSBI証券からスタートする方はこちらが口座開設の実務手順です。

楽天経済圏ユーザーで楽天証券から始める方は以下を参照してください。

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