NISAで株は買える?ETFと投資信託の違いをわかりやすく解説

NISAで株・ETF・投資信託の違いを調べる人のイラスト

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「NISAって、積立するやつでしょ?株は別の口座で買うんじゃないの?」

じつは、この勘違いをしている方がとても多いです。新NISAには株やETFを非課税で買える「成長投資枠」という仕組みがあり、うまく活用しないと本来受け取れるはずの非課税メリットを見逃してしまいます。

この記事では、NISAで買える商品の全体像を整理したうえで、株・ETF・投資信託のそれぞれの違いを初心者にもわかりやすく解説します。「自分に合った商品をNISAで選びたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。


目次

NISAで買える商品は3種類ある

意外と知られていない「成長投資枠」の存在

新NISAには、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの投資枠があります(金融庁「新しいNISA」公式ページより)。

多くの方が「NISAといえば積立」というイメージを持っていますが、成長投資枠では個別株式(上場株式)やETFも購入できます。これを知らずに積立だけ使っている方は、せっかくの非課税枠を十分に活かせていない可能性があります。

2つの投資枠の主な特徴は次のとおりです。

  • つみたて投資枠:年間120万円まで。金融庁の基準を満たした一定の投資信託・ETFのみが対象
  • 成長投資枠:年間240万円まで。投資信託・ETFに加え、国内外の個別株式も購入可能

なお、2つの枠は同時に使えます。年間で最大360万円(合計1,800万円の非課税保有限度額)まで、非課税で運用できます(金融庁「新しいNISA」公式ページより)。

非課税のメリットは想像以上に大きい

通常、株式や投資信託で得た利益(売却益・配当・分配金)には約20.315%の税金がかかります。

たとえば50万円の利益が出た場合、通常なら約10万円が税金として引かれますが、NISA口座内であれば50万円がまるごと手元に残ります。長期で運用するほど、この差は大きくなると言われています。

「NISAで何が買えるか」を把握することが、賢く活用するための第一歩です。


投資信託とは?少額からプロに運用を任せられる商品

投資信託の仕組みをやさしく解説

投資信託とは、多くの投資家からお金を集めて、専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに分散投資する金融商品です。

イメージとしては、「みんなで出し合ったお金をプロに預け、代わりに運用してもらう仕組み」です。

一人では何十・何百銘柄にも分散するのは難しいですが、投資信託なら1本買うだけで多くの銘柄に分散できます。SBI証券・楽天証券では100円から積立購入が可能な商品も多く、初めて投資に挑戦する方でも始めやすいとされています(各社公式サイトより)。

価格は1日1回だけ算出される「基準価額」で決まり、注文したその日の終値で購入されます。株のようにリアルタイムで値動きを気にする必要がない点も、初心者に向いていると言われる理由の一つです。

投資信託のメリット・デメリット

メリットとして主に挙げられるのは、少額から始められること、自動積立に対応しているため手間がかからないこと、分散投資によってリスクを抑えやすいこと、そして金融庁審査済み商品(つみたて投資枠対象)なら一定の品質基準が保証されていることです。

デメリットとしては、運用コスト(信託報酬)が継続的にかかること、価格がリアルタイムでないため売買タイミングのコントロールが難しいこと、元本保証がなく損失が出る可能性があることが挙げられます。

なお、インデックス型投資信託(日経平均やS&P500などの指数に連動するもの)の信託報酬は、年率0.1〜0.3%程度が目安と言われています(各運用会社の目論見書より)。

💡 投資信託の具体的な選び方については、[NISAにおすすめの投資信託はどれ?初心者向け選び方ガイド] をあわせてご覧ください。

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ETF(上場投資信託)とは?株のように売買できる投資信託

ETFの仕組みと投資信託との根本的な違い

ETF(Exchange Traded Fund)は、日本語で「上場投資信託」と呼びます。

投資信託と同様に複数の銘柄に分散投資できる仕組みですが、最大の違いは証券取引所に上場しており、株と同じようにリアルタイムで売買できる点です。

たとえば、日経平均株価やS&P500(米国の代表的な株価指数)などに連動するETFが多く、「日本全体・米国全体の株に投資する」イメージで手軽に分散投資できます。

東京証券取引所に上場しているETFは2026年時点で300本以上あると言われており(日本取引所グループ公式サイトより)、国内株・海外株・債券・REIT(不動産投資信託)など幅広い資産クラスをカバーしています。

投資信託とETFを比べてみよう

投資信託とETFの違いをわかりやすくまとめます。

価格の決まり方:投資信託は1日1回の基準価額で取引されますが、ETFは市場が開いている時間中にリアルタイムで価格が変わります。

最低購入金額:投資信託は100円から始められるものも多い一方、ETFは1口単位の購入が基本のため、銘柄によっては数千円〜数万円が必要な場合があります。

自動積立:投資信託は証券会社の多くで自動積立に対応しています。ETFは自動積立に未対応のケースもあり、自分で注文を出す必要があります(SBI証券・楽天証券の公式サイトより)。

運用コスト(信託報酬):ETFは投資信託と比べて信託報酬が低い傾向があると言われています。人気の国内ETFでは年率0.05〜0.1%台のものも存在します。

売買手数料:ETFには1回ごとに証券会社へ払う売買手数料が発生する場合があります。一方、投資信託(ノーロード型)は購入時手数料が無料のものが多いです。

💡 成長投資枠で買えるETFの具体的な選び方については、[成長投資枠でおすすめのETFまとめ] をあわせてご参考ください。


結局、NISAで株・ETF・投資信託のどれを選べばいい?

初心者は「つみたて×投資信託」から始めるのが向いていると言われる理由

「どれを選べばいいかわからない」という方には、まずつみたて投資枠で投資信託を積立購入する方法が向いていると言われています。

その理由は主に3つです。

1つ目は、手間がかからない点です。毎月決まった日に自動で買い付けが行われるため、相場を毎日チェックしなくても続けられます。

2つ目は、少額からスタートできる点です。月100円からでも始められる商品があるため、「まず試してみる」感覚でリスクを抑えながら投資に慣れることができます。

3つ目は、金融庁の基準を満たした商品しか買えない点です。つみたて投資枠の対象商品は金融庁が審査しており、手数料の高い商品や複雑な仕組みの商品は除外されています。投資知識が少ない時期でも、一定の安心感があると言われています。

慣れてきたら「成長投資枠×ETF・株」も視野に

投資に慣れてきたら、成長投資枠でETFや個別株にも挑戦する方が増えています。

ETFは投資信託より信託報酬が低い傾向があるため、長期で保有する際のコスト削減に役立つと言われています。一方で自動積立が難しいケースもあるため、ある程度の自己管理が必要です。

個別株(国内・海外)は企業を選んで集中投資する形となり、大きなリターンを狙えることもある反面、1社の業績次第で大きく下落するリスクもあります。企業の財務情報や業界動向を調べる力が求められるため、投資初心者のうちは焦らずに投資信託やETFで経験を積んでからの検討をおすすめします。

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よくある質問(NISA×株・ETF・投資信託)

NISAで米国株(外国株)は買えますか?

はい、成長投資枠を使えば米国株を含む外国株も購入できます。SBI証券や楽天証券では、成長投資枠での米国株・米国ETFの取引に対応しています(各社公式サイトより)。

ただし、外国株には為替リスク(円とドルなど通貨の交換レート変動によって損益が変わるリスク)が伴います。また、米国株の配当金には現地で10%の源泉徴収税がかかり、この分はNISAの非課税の対象外となる点も知っておきましょう(金融庁公式情報より)。

ETFと投資信託、NISAで使うならどちらが得ですか?

一概にどちらが得とは言えませんが、コスト面ではETFが有利な傾向があると言われています。一方、継続しやすさや始めやすさでは投資信託が向いている場面が多いです。

「自動積立で長期運用したい」なら投資信託、「コストを抑えてある程度自分で管理できる」ならETFというように、自分の投資スタイルに合わせて選ぶのが良いとされています。


この記事のポイントをまとめます。新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があり、成長投資枠では個別株・ETF・投資信託の3種類が購入できます。投資信託は少額・自動積立に強く初心者向けとされ、ETFはコストが低くリアルタイム売買が可能、個別株は高いリターンも狙える反面リスクと知識が必要です。まずは自分の生活リズムやリスク許容度に合った商品を選ぶことが、長続きする資産形成への第一歩です。

NISA口座をまだ開設していない方は、まず口座開設から始めてみましょう。各証券会社の特徴については、以下の関連記事もご参考ください。

💡 [NISAにおすすめの証券会社比較!SBI証券・楽天証券を徹底解説]


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