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結論から言います。2024年に新NISAが始まってから2026年5月までの2年4ヶ月で、僕がNISA研究家として見聞きしてきた失敗パターンは大きく5つに集約されます。「高値掴み」「レバレッジ商品の長期保有想定」「個別株の同セクター集中」「含み損で慌てた早期売却」「家族構成・名義の認識ミス」の5つです。
新NISAは年間合計360万円・生涯1,800万円までが非課税の優良制度ですが、「枠を埋めること」自体が目的化すると、想像以上に痛い損失につながります(出典:金融庁NISA特設サイト)。本記事では、僕自身の9年積立の中での観察+同年代の友人・知人の事例を、本人特定不能な形で5パターンにまとめました。
NISA研究家リュウとしての見解は、5パターンに共通する根因は「NISAの非課税メリットを最大化したい」という気持ちが「リスク管理の優先度」を上回った瞬間に発生しているということです。非課税は強烈な誘惑ですが、損失が出たときNISA口座は他口座と損益通算ができないので、特定口座より厳しい設計になっています(出典:国税庁タックスアンサーNo.1535)。
なお本記事は、僕単独の9年失敗3選を振り返った別記事(NISA研究家リュウが9年で犯した「失敗3選」)とは範囲が異なります。あちらは2017〜2026年の僕単独の体験、本記事は2024-2026年の最近2年に同年代周辺で実際に起きた5パターンの観察記録です。
この記事では以下がわかります。
- 2024-2026年の新NISAで実際に起きた失敗パターン5つの構造と回避策
- NISA口座が損益通算・繰越控除できない仕様が「失敗の痛さ」を増幅させる理由
- レバレッジ型ファンド・テーマ型・個別株集中の落とし穴と判断基準
- 夫婦NISA・ジュニアNISA終了後の名義誤解で取り返しがつかなくなるケース
- 9年積立を続けてきた僕自身が「初心者期に毎日含み損を見ていた」失敗から学んだメンタル設計
失敗事例①:2024年後半〜2025年頭の高値掴み|「乗り遅れ恐怖」で天井買い
高値掴みの典型は、「みんな儲かっている」というSNSの声に焦って、つみたて分の年間枠120万円を1月に一括投入する判断です。新NISAは10年・20年単位で運用する設計なので、入金タイミングをずらせる分はずらした方が長期的なブレが小さくなります(出典:金融庁NISA特設サイト)。
最初に挙げる失敗は、2024年後半から2025年頭にかけて、米国株・日本株ともに高値圏で「枠を一気に埋める」判断をしたケースです。
新NISAが始まった2024年1月以降、SNSでは「年初一括投資の方が期待値が高い」という主張が拡散されました。理屈の上では、過去データでドルコスト平均法より一括投資の方がリターンが高くなる場面が多いというデータは確かにあります(出典:Vanguard “Dollar-cost averaging just means taking risk later”)。ただこれは「市場全体が長期で右肩上がり」という前提が成立する区間で平均化した話で、個別の年・個別の局面では一括投資が大きく裏目に出ることがあります。
2024年後半〜2025年頭は、日経平均が4万円台に乗ってからの揉み合い局面でした。同年代の友人で「枠を年初に埋めたい」と一括で240万円を成長投資枠に入れた知人がいて、その後の調整局面で評価額が一時的に2割以上下がる場面に遭遇しました。金額にすると48万円規模の含み損です。彼は最終的に売却せず保有を継続したので、この記事の執筆時点では含み損が縮小していますが、「もし2025年中に資金が必要になっていたら確定損になっていた」と本人が振り返っています。
回避策はシンプルで、入金タイミングを月割りに分散することです。年間240万円の成長投資枠なら月20万円。年間120万円のつみたて枠なら月10万円。これだけで「1月の高値で全額入れる」リスクを構造的に消せます。一括投資の期待値が高いという過去データは、メンタル耐性が無限にある前提の話で、現実の人間が含み損で売らずに耐えられる比率には限界があります。
詳しくはこちらの記事で一括 vs 積立を比較しています。

失敗事例②:NASDAQ100×3倍型・テーマ型ファンドを成長枠で長期保有想定
レバレッジ型・ブル/ベア型・テーマ型の中には「日々の値動きの2倍・3倍を目指す」設計のため長期保有で減価しやすい商品があります。新NISAでは2024年以降、デリバティブ取引を用いた一定の投資信託は成長投資枠の対象から除外されています(出典:金融庁NISA特設サイト)。
2つ目は、レバレッジ型・テーマ型ファンドを「長期で持てば指数の数倍のリターンが取れる」と誤解して買ってしまうケースです。
レバレッジ型ファンドは「日々の指数の値動きの○倍」を目指す設計のため、上下動を繰り返すと複利的に減価する特徴があります。たとえば指数が「+10%→-10%」を1日ずつ繰り返すと、指数自体は1.0×1.1×0.9=0.99で1%減ですが、3倍レバ商品は1.0×1.3×0.7=0.91で9%減になります。同じ上下幅でも保有期間が長くなるほど指数との乖離が拡大していく仕組みです。
新NISAでは、デリバティブ取引を用いた一定の投資信託は2024年から成長投資枠の対象外として整理されています(出典:金融庁NISA特設サイト)。ただし「レバ商品」とラベルされていない一部のテーマ型ファンドや、AI・半導体・クリーンエネルギー等の特定セクターに集中投資するファンドは成長枠で買えるものが多く、これらを「長期で保有すればテーマが伸びるはず」と買って、ブームが終わって元値に戻らないというパターンが2024-2025年に複数観測されています。
知人の一人は、2024年に半導体テーマ型ファンドを成長投資枠で60万円分買い、2025年の調整局面で評価額が一時35万円まで下落しました。最終的に売却せずに保有していますが、回復の見通しは立っていません。インデックスのオルカン・S&P500であれば「市場全体が成長する限り戻る」という根拠が立ちますが、テーマ型はそのテーマが衰退した瞬間に戻らないリスクを内包しています。
回避策は、成長投資枠も基本はインデックス(オルカン・S&P500)でコアを作り、レバ・テーマ型を入れるなら全体の5%以内に抑えることです。役割を「コア=守り、サテライト=攻め」に分けて、サテライトの比率を大きくしすぎないのが鉄則です。
レバレッジ商品の構造は下記の記事でも解説しています。

失敗事例③:個別株を同セクターに集中投資|「分散したつもり」が連動相関で揺れる
3つ目は、新NISAの成長投資枠で「個別株を5〜10銘柄に分散したから安心」と思っていたら、実は同じセクターに集中していて、相場下落時に全銘柄が連動して下げるパターンです。
知人の事例で、2024年中に成長投資枠を主に日本の個別株で埋めた人がいます。本人は「7銘柄に分散しているから大丈夫」という認識でしたが、実際は7銘柄のうち5銘柄が大型バリュー系の金融・商社・自動車セクターに集中していました。2025年前半の円高・米金利低下局面でこれらのセクターが揃って下げ、ポートフォリオ全体が一時20%以上下落する場面がありました。
「銘柄数を増やせば分散できる」という思い込みは、よくある誤解の1つです。本当に分散効果を得たいなら、業種が違う・景気感応度が違う・地域が違う銘柄を組み合わせる必要があります。東証では上場会社を業種ごとに分類する「東証33業種分類」と、それを集約した「TOPIX-17業種分類」が運用されています(出典:日本取引所グループ TOPIX紹介ページ)。個別株を5〜10銘柄選ぶなら、最低3セクター以上に分けるのが基本ラインです。
なお、本記事ではリュウ自身が保有している個別株の銘柄名は意図的に開示しません。理由は、保有銘柄は変動するもので、特定の銘柄を勧める形にしたくないためと、読者に「銘柄名を真似する」よりも「セクター分散の考え方を真似する」方を持ち帰ってほしいからです。日本の個別株を複数保有しているという事実までを開示しています。
個別株のセクター分散は下記の記事で詳しく解説しています。

失敗事例④:含み損で慌てた早期売却|NISA損益通算不可で気づく後悔
NISA口座で含み損を抱えた銘柄を売却しても、その損失は他口座(特定口座・一般口座)の利益から差し引けず、3年間の繰越控除もできません(出典:国税庁タックスアンサーNo.1535)。早期ロスカットすると非課税枠を消費したまま損失だけが残ります。
4つ目は、新NISAを始めて数ヶ月で含み損を抱え、「このまま下げ続けたら困る」と早期売却してしまうケースです。これが新NISA特有の「痛い」設計問題に直結します。
NISA口座の最大の制度的特徴は、非課税の代わりに損失が「税務上ゼロ円」として扱われることです。特定口座なら、銘柄Aで100万円損して銘柄Bで100万円儲かれば、損益通算で差し引きゼロ・税負担なしになります。さらに、その年で相殺しきれない損失は3年間繰越できます(出典:国税庁タックスアンサーNo.1474)。ところがNISA口座で売却した損失は、他口座の利益と相殺できず、繰越もできません(出典:国税庁タックスアンサーNo.1535)。
つまりNISA口座で慌てて損切りすると、「非課税枠を1度使った扱いになるのに、損失分は税制上の救済策が一切ない」という二重苦になります。同年代の友人で2024年末に新NISAを始めた人が、2025年前半の調整局面で含み損80万円を見て怖くなり、つみたて投資枠の積立を解約・売却しました。結果として80万円の確定損だけが残り、特定口座の利益と通算する道もなく、税務上の救済はゼロです。
回避策は、そもそもNISA口座では「損切りラインを設定しない」前提で銘柄を選ぶことです。インデックスファンド(オルカン・S&P500)なら、市場全体が長期で成長する限り「下げ続けても積立を続ける」という意思決定が成立します。逆に「損切りラインを設定して機動的に売買したい」銘柄は、特定口座の方が損益通算メリットを取れる分有利です。NISA口座は「長期保有して非課税メリットを最大化する銘柄」専用と割り切る設計が、結果として安全です。
NISA口座と特定口座の使い分けは下記の記事で詳しく解説しています。

失敗事例⑤:夫婦NISA・ジュニアNISA終了後の名義誤解|枠を取り戻せなくなる
NISAは1人1口座が原則。夫婦で「合算で年720万円使える」というのは正しい解釈ですが、夫の口座で妻名義の枠を使うことはできません。ジュニアNISAは2023年末で新規買付を終了しており、2024年以降は18歳の年に成人NISAへロールオーバー判断が必要です(出典:金融庁NISA特設サイト)。
5つ目は、夫婦NISA・ジュニアNISA終了後の対応の認識ミスで、後から取り返しがつかなくなるパターンです。
まず夫婦NISAについて。新NISAは1人1口座が原則で、夫婦それぞれが年間360万円・生涯1,800万円の枠を持ちます(出典:金融庁NISA特設サイト)。これを「夫の口座でまとめて運用すれば1,800万円×2=3,600万円使える」と誤解してしまうと、実際には妻名義の枠を活用できないまま夫の枠だけが消化される事態になります。同棲中のパートナーがいる僕自身も、家計を一緒に見直す中で「妻名義の口座も同時に開設して、それぞれの枠で積立を始めるのが正解」と確認しました。
ジュニアNISAは2023年末で新規買付が終了しています(出典:金融庁NISA特設サイト)。2024年以降にジュニアNISA口座で保有していた商品は、子が18歳になるタイミングで成人NISA口座へ移管できる仕組みでしたが、知人の家庭で「子供が高校生になったらジュニアNISAを再開すれば良い」と勘違いし、未利用のまま2023年の新規買付終了を迎えたケースがありました。今からジュニアNISAを開設することはできず、子の18歳到達まで待ってから本人名義で新NISAを始める形になります。
夫婦NISAについては下記の記事で詳しく扱っています。

僕が初心者期に毎日含み損を見ていた話
ここからは、僕自身が新NISA以前の2017〜2018年の頃、つみたてNISAを始めた直後に経験した「含み損ウォッチ失敗期」の話です。本記事の失敗事例④で扱った「早期売却」と直結する、メンタル管理の原体験として書き残します。
2017年4月、新卒社会人になったタイミングで一般NISAから投資をスタートし、月3,000円から積立を始めました。書店で見つけた『はじめての人のための3000円投資生活』という本を読んで「少額×長期×インデックス」という方針で動き始めた、当時としては王道の入り方でした。
ところが、最初の1〜2年は毎朝・毎晩、証券口座のアプリを開いて評価額の上下を見ていました。月3,000円の積立で、含み損が出ても1日数百円規模の話なのですが、それでも「このまま減り続けたらどうしよう」という気持ちが収まらず、何度も積立額を減らそうかと迷いました。
何が学びだったか、今振り返って整理しておきます。
1つ目は、短期の値動きは長期インデックスにとってノイズでしかないということ。月3,000円・年36,000円規模の積立で、1日のチェックに意味がある情報は何ひとつなかったというのが結論です。
2つ目は、毎日見ることで「売りたい」感情が積み上がるということ。仮に毎日30秒のチェックでも、含み損を見ると無意識に「対処したい」気持ちが蓄積します。半年・1年と続けるうちに、それが積立減額・解約という行動に直結する引き金になります。
3つ目は、チェック頻度は月1回・四半期1回で十分ということ。月次投資レポートを書くために月初に1回確認するだけで、長期積立の継続には支障がありません。
ここから後の話として、後から知ったことが1つあります。当時の僕は「NISAで損切りしたら他口座の利益と通算できない」というルールを理解していませんでした。本記事の失敗事例④で書いた通り、これは知っているか知らないかで損失の痛さが大きく変わるルールです。当時は月3,000円の小さな積立だったので影響は限定的でしたが、もし新NISAの月10万円規模で同じ「毎日見て不安になる」状態を続けていたら、損益通算不可の制約を知らないまま大きな損失を確定させていた可能性は十分あります。
正直に白状すると、今の僕は9年積立を続けた今でも証券アプリをよく開きます。仕事柄の必要もありますが、純粋に個別株・ファンドの動きを追うのが趣味の側面もあります。ただこれは9年続けて感情が動かなくなったから成立する話で、初心者の方には「ほぼ放置・四半期1回チェック」を強く勧めます。順番を逆にすると、見ることで判断を誤って積立を止めるきっかけを自分から作ってしまいます。
相場下落時の対処法は下記の記事で詳しく解説しています。

5パターンの失敗を避けるための判断フロー|独自データ
ここまで5つの失敗パターンを見てきました。整理すると、5パターン全てが「入る前の設計」と「入った後の行動」のどちらかで防げる失敗です。僕の9年運用と、観察した同年代の友人・知人事例を踏まえて、独自の判断フローを以下の表にまとめました。
| 失敗パターン | 入る前の設計で防ぐ | 入った後の行動で防ぐ | NISA損益通算不可の影響度 |
|---|---|---|---|
| ①高値掴み | 月割り入金にする | 含み損で売らない | 中(長期保有で回避可) |
| ②レバ・テーマ型長期保有 | コア90%/サテライト10%以内 | サテライトは1〜3年で見直し | 高(テーマ衰退で戻らない) |
| ③個別株同セクター集中 | 最低3セクター以上に分散 | 四半期に1回セクター比率チェック | 高(連動下落で全銘柄含み損) |
| ④早期ロスカット | NISAは「損切らない銘柄」専用と割り切る | 月1回以上アプリを開かない | 最高(損失が税務上ゼロ円扱い) |
| ⑤夫婦・ジュニアNISA名義誤解 | 1人1口座原則を最初に確認 | 18歳到達時の移管判断を逃さない | 中(枠を活用できないだけ) |
このマトリクスから見えてくるのは、NISA口座は「損益通算ができない」という構造制約のせいで、特定口座より失敗の代償が大きい場面があるという事実です。表の右端「NISA損益通算不可の影響度」が高い失敗(②③④)ほど、特定口座なら税務上の救済が効くのにNISA口座だと救済ゼロになります。
この観察記録は、僕の9年積立の中で見聞きしたケースを抽象化したものです。サンプル数は少ないので「全ての失敗パターンを網羅している」とは言えませんが、新NISAが始まってからの2年4ヶ月で繰り返し観察された5パターンとして、判断材料の1つにしていただければと考えています。
僕自身の総運用額は2026年4月時点で約6,000万円規模で、NISA口座・iDeCo口座・特定口座の3層に分けています。NISA口座はインデックス(オルカン+S&P500)の自動積立で「守り」、iDeCoは老後専用の節税枠、特定口座は個別株と短期売買の「攻め」、という役割分担です。この役割分担を最初に決めたから、9年の中で大きな失敗(特定口座の信用取引で約1,000万円失った経験など)があっても、NISA積立は止めずに済んでいます。
NISA口座の選び方を含めた制度全体の理解は下記の記事から始めると整理しやすいです。

よくある質問(Q&A)
Q1. NISA口座で買って含み損になった銘柄は、特定口座に振り替えれば損益通算できる?
A. できません。NISA口座から特定口座への振替(移管)はできても、その時点の評価額で「特定口座での新規取得」扱いになるため、NISA期間中の含み損は税務上認識されません(出典:国税庁タックスアンサーNo.1535)。NISAの非課税メリットは、損失が出たときの「無効化」とセットになっているのが基本構造です。
Q2. 新NISAで損切りした分の枠は翌年復活する?
A. 復活します。新NISAでは売却した分の簿価相当額が翌年以降に枠として再利用できる仕組みになりました(出典:金融庁NISA特設サイト)。ただし枠が復活しても、損失が損益通算できないことは変わりません。
Q3. レバレッジ型ファンドは新NISAで全て買えない?
A. 「全て買えない」ではなく、デリバティブ取引を用いた一定の投資信託が成長投資枠の対象から除外されています(出典:金融庁NISA特設サイト)。具体的に対象外となるかは商品ごとに異なるため、購入前に証券会社の商品ページで「NISA成長投資枠対象」表記を確認してください。
Q4. 夫婦で年間720万円の枠を使うと、生涯3,600万円まで非課税になる?
A. 計算上はその通りで、夫婦それぞれが生涯1,800万円・合計3,600万円の非課税枠を持ちます(出典:金融庁NISA特設サイト)。ただし夫の口座で妻名義の枠を使うことはできず、夫婦それぞれが自分名義の口座で運用する必要があります。
Q5. ジュニアNISAは今から開設できる?
A. できません。ジュニアNISAは2023年末で新規買付・新規開設ともに終了しています(出典:金融庁NISA特設サイト)。2024年以降は子が18歳に到達した時点で、本人名義の新NISA口座を開設して運用を始める形になります。
まとめ|2024-2026年の失敗5パターンを「入る前の設計」で防ぐ
新NISAが始まってからの2年4ヶ月で観察された失敗パターンを整理します。
| 失敗パターン | 一言で言うと | 防ぎ方の核 |
|---|---|---|
| ①高値掴み | 「乗り遅れ恐怖」で年初一括 | 月割り入金で時期分散 |
| ②レバ・テーマ型長期保有 | 「テーマが伸びる」と長期想定 | コア90%・サテライト10%以内 |
| ③個別株同セクター集中 | 「銘柄数=分散」の誤解 | 最低3セクター以上に分散 |
| ④早期ロスカット | NISA損益通算不可を知らない | NISAは「損切らない銘柄」専用 |
| ⑤夫婦・ジュニアNISA名義誤解 | 1人1口座原則の理解不足 | 夫婦それぞれの口座を最初に開設 |
5つに共通する根因は、繰り返しになりますが「非課税メリットを最大化したい」という気持ちが「リスク管理の優先度」を上回った瞬間に発生する点です。NISA口座は国税庁タックスアンサーNo.1535が示す通り、損失が他口座と損益通算できない・繰越控除もできない、という設計なので、特定口座よりも「入る前の設計」が大事になります。
逆に言うと、入る前に設計を固めてしまえば、5パターンの失敗の大半は構造的に避けられます。月割り入金・インデックス中心・損切らない前提・夫婦それぞれの口座、この4点を最初に決めてしまうのが、9年積立を続けてきた僕からの結論です。
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