インデックスファンドとアクティブファンドの違いとは?NISAで選ぶべきはどっち?【データで比較】

インデックスファンド(左、低コスト・安定成長)とアクティブファンド(右、高い還元・エキスパート管理)を天秤にかけて比較し、迷っているアジア人女性のイラスト。頭上には疑問符と電球があり、「どっち?」「違いは?」という吹き出しと、上部に「インデックスファンドとアクティブファンドの違いは?」、下部に「NISAで選ぶならどっち」の文字が書かれている。

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「NISAで投資信託を選ぼうとしたら、インデックスファンドとアクティブファンドがあって、どっちを選べばいいかわからない…」

そんな悩みを抱えている方は多いです。結論から言うと、NISAで積立投資をはじめる初心者には、インデックスファンドがおすすめです

この記事では、NISA研究家リュウが、インデックスファンドとアクティブファンドの違いをコスト・運用実績のデータで比較し、NISAでどちらを選ぶべきかを解説します。2026年4月時点の最新情報をもとにしていますので、ぜひ最後までご覧ください。


目次

インデックスファンドとアクティブファンドとは?

まず、それぞれの仕組みを確認しましょう。

インデックスファンドとは

インデックスファンドとは、日経平均株価やS&P500などの「指数(インデックス)」に連動することを目標とした投資信託です。

「指数」とは、株式市場の動きをあらわすバロメーターのようなものです。たとえば「S&P500」はアメリカを代表する500社の株価をまとめた指数で、アメリカ経済全体の動きを反映しています。

インデックスファンドは指数と同じ動きをするよう設計されているため、運用担当者が個別に銘柄を選ぶ必要がありません。その分、コスト(信託報酬)が低く抑えられるのが大きな特徴です。

アクティブファンドとは

アクティブファンドとは、ファンドマネージャーと呼ばれる専門家が、市場平均を上回る成績を目指して独自の判断で銘柄を選ぶ投資信託です。

専門家が調査・分析を行い、「この会社の株は将来上がりそうだ」と判断した銘柄に集中投資します。そのため、運用コストはインデックスファンドより高くなります

コストの違いを数字で比較

投資信託を保有している間、毎年かかる費用を「信託報酬」といいます。

項目インデックスファンドアクティブファンド
信託報酬(年率)0.05〜0.2%程度1.0〜2.0%程度
銘柄選定指数に連動(自動的)ファンドマネージャーが選定
運用目標市場平均と同じ成績市場平均を上回る成績

(出典:各運用会社の目論見書より。2026年4月時点)

一見小さな差に見えますが、長期投資では複利の効果もあり、20〜30年でみると最終的な資産額に数十万円〜百万円以上の差が生まれます。たとえば、毎月3万円を年利5%で20年間積み立てた場合、信託報酬が0.1%と1.5%では、最終資産額に約150万円の差がつきます。

コストの低さが長期リターンに直結する点は、投資における重要な原則です。

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長期運用ではどちらが有利?実績データで比較する

「プロが運用するアクティブファンドのほうが儲かるのでは?」と思う方もいるでしょう。実際のデータを見てみましょう。

SPIVA(R)レポート:アクティブファンドの約80〜90%がインデックスを下回る

米国の調査会社S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが毎年発表している「SPIVA(R)レポート」によると、米国の株式アクティブファンドの約80〜90%が、長期(15年以上)でS&P500などのインデックスを下回っています(出典:S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス「SPIVA(R) U.S. Scorecard」)。

日本においても、金融庁の「資産運用業高度化プログレスレポート2024」で、多くのアクティブファンドが長期的にはコストを含めるとインデックスに劣後する傾向が指摘されています。

なぜアクティブファンドは市場平均に勝てないのか

理由は主に2つあります。

  1. 効率的市場仮説:現代の市場では情報が瞬時に共有されるため、プロでも「市場平均を継続的に上回る」のは非常に困難です
  2. 高い信託報酬がリターンを削る:年1〜2%のコスト差は、長期では大きなマイナス要因になります

ただし、一部のアクティブファンドは長期にわたって優れた成績を残しています。「アクティブファンドがすべてダメ」ではありませんが、初心者がそのファンドを事前に見極めるのは極めて難しいというのが現実です。

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NISAで積立投資をするなら?初心者が知っておくべきポイント

新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があります。それぞれの枠とファンド選びの関係を整理します。

つみたて投資枠はインデックスファンド中心

つみたて投資枠で購入できるファンドは、金融庁が定めた基準を満たしたものに限定されています(出典:金融庁「つみたてNISA対象商品届出一覧」)。低コストで長期投資に適したインデックスファンドが中心で、初心者でも選びやすい設計です。

年間投資上限額は120万円で、毎月コツコツ積み立てるスタイルに最適です。

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成長投資枠ならアクティブファンドも選べる

成長投資枠(年間240万円まで)では、インデックスファンドに加え、アクティブファンドや個別株なども購入できます。投資に慣れてきた方が、試しにアクティブファンドを組み入れるという使い方も可能です。

ただし、初心者がいきなりアクティブファンドをメインにするのは、コスト面でも商品選びの難しさの面でもリスクが高いと考えます。まずはつみたて投資枠でインデックスファンドに慣れることを強くおすすめします

初心者に人気のインデックスファンド

SBI証券や楽天証券で人気の高いインデックスファンドは以下の通りです(各社公式サイトの積立ランキングより)。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):信託報酬 年率0.05775%(税込)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):信託報酬 年率0.09372%(税込)

※信託報酬は2026年4月時点の情報です。最新情報は各運用会社の公式サイトにてご確認ください。

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どちらを選ぶべき?タイプ別まとめ

ここまでの内容を整理すると、以下のようになります。

インデックスファンドが向いている人

  • 投資初心者で、シンプルに始めたい
  • コストをできるだけ抑えたい
  • 長期・積立・分散を重視したい
  • 手間をかけずにほったらかし投資がしたい

アクティブファンドが向いている人

  • ある程度の投資経験があり、ファンド選びの知識がある
  • 特定のテーマ(AI・医療・環境など)に集中投資したい
  • インデックスを超えるリターンを目指してリスクを取れる

NISA研究家リュウの見解

SPIVA(R)レポートのデータが示す通り、長期運用ではアクティブファンドの大多数がインデックスファンドに負けています。信託報酬の差も含めて考えると、NISAで積立投資を始める初心者には、インデックスファンド一択と考えます

まずはインデックスファンドで投資の感覚をつかみ、余裕が出てきたら成長投資枠でアクティブファンドを少額試してみる。この段階的なアプローチが、無理なく資産を育てる現実的な方法です。


まとめ:NISAでファンドを選ぶポイント

この記事のポイントを振り返ります。

  • インデックスファンドは指数に連動し、低コストで初心者に最適
  • アクティブファンドはプロが運用するがコストが高く、80〜90%が長期でインデックスに負ける(SPIVA(R)データ)
  • NISAのつみたて投資枠はインデックスファンド中心で、初心者はここから始めるのがベスト
  • 迷ったらインデックスファンドを選ぶのが、データに基づく合理的な判断

「どのファンドを選べばいいかわからない」という方は、eMAXIS Slimシリーズのような低コストインデックスファンドから始めてみてください。

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まずは口座開設からはじめよう

NISAをはじめるには、まず証券口座の開設が必要です。スマホやパソコンから申し込みでき、最短で数日で開設できます。手数料の安さや取扱ファンドの豊富さから、SBI証券楽天証券が初心者に人気です。どちらも口座開設・口座維持費用は無料です(各社公式サイトより)。

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